一通りやってみました、と言えるかどうか分かりませんけど、だいたい理解したつもりです。
やっぱりカードゲームをするだけでした。ルールは簡単で、なかなか面白いですが、1度クリアしてしまうと飽きるのは早そうですね。
Wiiポイントを支払えば、追加コンテンツをダウンロードすることができるので、今後はそこに期待したいところ。
しかし、そこに100~300円掛かるというのは、アタシの感覚だとちょっと高いなと思ってしまいます。無料にしておくれよ。ソフト代はちゃんと出したじゃないか。
尤も、アーケード版で何千円、人によっては万単位でお金を使ってきた人にとっては安い買い物でしょうか。
醍醐味はWi-Fi対戦でしょうか。
ネットを通してとは言え、他人とゲームをするというのがどうもしっくりこないアタシは、見知らぬ相手と対戦する「全国の勇者と対戦」にはまだ手を出していませんが、お互い了解の上で登録し合った相手と対戦する「ともだちと対戦」はやってみました。
ある程度、行動パターンが決まっている機械相手とは違って、出してくるデッキも戦い方も予測不能ですし、勝った時の喜び、負けた時の悔しさは機械相手の比ではありません。
ただ、顔が見えないので、相手のリアクションが分からない寂しさはありますね。一喜一憂するのも1人ですし。
手札が見えてしまう分、緊張感が薄いですが、従来のスタイルである2人プレイでやった方が、その点は面白くなると想像できます。
面倒ですが、テレビとWiiを2つ用意して、同じ場所で互いに画面が見えないようにWi-Fi対戦したら完璧かな。
その他、気になるところを挙げると、
・カードは多そうに見えて、イラストを変更しただけのカードが多いので、意外とそうでもない印象
・ゲームの進行具合で相手のレベルや職業が変わるのだけど、上がり方が激しくてその差にびっくり
・何でもない打撃でも、けっこう外れる(その差で負けることもある)
・一撃必殺技同然の「とどめの一撃」を相手が放つのを防ぐ為に、ルーレットとボタン連打で決する「つばぜりあい」をしなきゃいけない場面に度々遭遇するのだけど、これ1つで勝負が決まっちゃうのは、これまでのやり取りは何だったのかという気分になる
・「つばぜりあい」嫌い
・お気に入りデッキの登録数16コは、いざやってみるとちょっと少ないと感じる
・Wi-Fiで登録した相手にメッセージを送れるが、相手もオンライン状態じゃないとダメなので、あんまり役に立たない
・往年のドラクエファンにはお馴染みの「ふっかつのじゅもん」が、携帯電話から実際のカードを読み込む際に必要なのだけど、1度に10枚しか送れないのにあの呪文の長さはかなり面倒臭い
くらいでしょうか。
まぁ、粗を探せばいくらでも出てくるゲームです。単純なゲームなだけに。
「ともだちと対戦」が実現したおかげで、けっこう楽しんでます。それが無かったら、ちょっと苦しいかな。アタシの場合。
何とか、もうしばらく楽しめたらいいな、と思います。追加コンテンツっていつまで続くのかなぁ。
一応ドラクエであることと『戦国無双3』以来、オブジェと化していたWiiに本来の姿を取り戻してもらう為に、さほど興味もなかったけど購入。
アーケード版をWiiに移植した、以外の情報は一切仕入れませんでした。
まず、お馴染みの冒険の書を作成。それから、アバターも作成。
舞台はカードゲームが盛んな町。至って平和です。
ストーリーはあってないようなもので、町人や大会でカードゲームして勝った負けたするだけ。(今のところ)
このゲームは、カードゲームが楽しいと思えるかどうかの1点ですね。さっさとルール覚えないと。
なので、バトルしてみます。
お…おぉおお。けっこう…楽しい、かも。
アーケード版で小さな子供がやっているだけあって、基本ルールは簡単。
何度かやって慣れれば、応用技も利かせられるようになります。
主人公とモンスター2体、或いはモンスター3体の相性を考えて理想的なデッキを組むことを考えると、それなりに理解と勉強が必要ですが、あまり考えないでバトルしても十分楽しいです。
なかなか見応えのある映像なので、それだけでもけっこう楽しめます。最近のドラクエはDSでの新作が続いていたけど、やっぱり据え置きの方がいいね。
ただ、アーケード版で遊んでいた人をそのまま取り込む気しかなかったのか、Wiiから始めてレベルも低い、ろくなカード持ってない状態ですと、余裕の勝利とはなかなかいきません。
兎に角最初はカード集めに注力して、戦力の強化に勤しむ時間が続きます。(アタシがそうしたというだけですけど)
ドラクエのバトルに於いて、アタシが最も褒め称えたい、時間に囚われずにゆっくりじっくり考えて次の手を出せるターン制を採用している点が、そう悠長に構えていられないルールによって失われているところが個人的には少々残念かな。
その代わり、このゲームで登場した一撃必殺技により、これまでのドラクエでは味わえなかった快感や絶望感も。
まぁ、実際のバトルの様子はゲームセンターで人のプレイをご覧下さい。
そんな訳で、思ったよりは楽しんでいます。
バトル中心のゲームなので、それが飽きたら途端にやる気を失くしそうですけど、ある程度はそれを覚悟して買ったソフトなので満足です。
新作を楽しみにしている数少ないシリーズから、今夏も出してくれたよ。
完全な新作ではないのが残念だけど『2(PS2)』、『3(PS3)』、『4(PSP)』とやってきて、最もアタシ好みのシナリオだった『2』をPSPに移植。
しただけではなく、新キャラとイベントを追加して、うぇっへっへなソフトになって帰ってきました。
取説の言葉を借りれば、無目的アドベンチャー。
夏休みの1ヵ月の間に、田舎のおじさん家に預けられた主人公が、身近なイベントを体験したり、虫取りしたり、それを友達と戦わせたり、魚釣りしたり、海で泳いだり、なーんもしなかったりする、まったりゲームです。
ゲームオーバーが無い上、何これわかんなーいとか、何コイツ強過ぎーとか、高い壁にぶつかって先に進めなくて、途中でやめたくなることもまずありません。
99点以下は0点と同じだ。などと思わない限り、誰にでもゴールが待っているのが『ぼくなつ』です。
たぶん、あまりゲームをやらない人の方が楽しめる気がしますね。このゲームは。
PS2版との違いで嬉しいのは、2周目に引き継げる要素ができたことです。
アタシのやり方がダメなんだと言われると何も言えませんが、1周目で虫相撲の制覇は運と根気が必要になります。
それも2周目で既にある程度鍛えた強い虫を連れていけるなら楽々勝てるはず。(4はそうだったんだから今回もそうだよ、きっと)
厄介な昆虫採集や王冠集めもだいぶ楽になるぞ。きっと。
って『4』の記事を読み返してみたら、2周目なんてやりたかねーよって言ってるな。
1度やって免疫ができてしまったか。今はやる前から2周目ありきのつもりでいるよ。
あとはやはり新キャラとの絡みと、イベントに期待したいところ。
『ぼくなつ』の醍醐味はこれですからね。イベントをどれだけ無視してもゴールできるとは言え、これを完遂できるか否かでシナリオのボリュームが決まってきますし、このゲームの満足度は大きく変わってきますでしょう。
気負って取り掛かるべきゲームでは全くないので、気楽にのんびり進めたいと思います。
中断機能が付いたのは大きいかもね。これ今まではしっかり1日分進めないとセーブできませんでしたから、のんびりはできても、気楽にとはいかないところがありましたよ。
1度始めるとなかなか終わらせられない懸念が解消されたのは、このゲーム本来の在り方に迫る進歩になったことでしょう。