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	さて、真・三國無双シリーズ最新作の『真・三國無双7』です。
	概要のご説明はもう何度も繰り返しているので、流石に省きます。
	
	今作は前作の『真・三國無双6』のいいところを残しつつ、更に磨き上げたという印象。
	特に無双シリーズの売りの1つである爽快感は、これまでのシリーズと線引きしたくなるほど派手に進化しています。
	
	バシッと決まればたいへん気持ちがいいのですけど、好き嫌いが別れそう。
	ワタシは「好き」な方ですが、このド派手な必殺技システムはこれっきりになるんじゃないかなぁ、と予想。
	
	思えば『4』までは順当に少しずつ派手にしていって、突如『5』で地味路線に切り替えてプレイヤーの反感を買い、『6』で従来の輝きを取り戻して、『7』ではっちゃけた、って流れですね。
	『8』はまた戻して来るんじゃないかな。
	
	今回、ちょっとした改良点は、馬呼びからそのまま飛び乗れるようになったこと。
	全然やったことがない人はさっぱり分からないでしょうが、シリーズ共通でキャラの移動に馬を使うのですよ。
	馬に乗らなくても移動はできるけど、騎乗状態の方が速く移動できるので重宝するのです。
	
	で、これまでは馬を呼ぶ⇒キャラの周辺に登場⇒馬に近付いて乗る。
	という手順だったのが、馬呼びボタンの長押しで自動で騎乗してくれるようになりました。これは便利。
	
	馬に乗るのもちょこっと手間だったので助かります。
	騎乗失敗してその場で虚しくジャンプすることもありましたから。(騎乗とジャンプが同じボタンなのだ)
	もっと馬が急いで駆け付けて来てくれるとなお嬉しいです。
	
	キャラクターの数も増えて、もう名前を覚えるのが大変。
	個人的には「他」勢力をもう少し投入してもいいんじゃないかと。
	ほとんど増減がないので、ちょこっと寂しい。
	
	ストーリーは『6』がよくできていただけに、『7』は焼き直しになっちゃったかな。
	『7』だけ見れば十分に評価できる内容だとは思うけど、『6』で感動の先取りをしてもうた。
	
	新しい展開としては従来の「正史ルート」の他に「IFルート」を設けたこと。
	ストーリーは魏・呉・蜀(と、魏から派生した晋)の対立する勢力をそれぞれの視点で追っているので、完全なるハッピーエンドなんてものはあり得ません。
	そこを万事ハッピーにしてしまうのが「IFルート」です。
	
	あの時あの戦であの人が命を落としていなかったら・・・を1人残らず救い、全員生存の未来に導こうという試み。
	特に蜀は関羽と張飛が立て続けに死んで、「仁の世」「民の為」と繰り返し説いてきた劉備があらぬ方向に進むきっかけになってしまったので、これが回避されるエピソードは救いと言えば救い。
	けど、戦争でハッピーエンドってやっぱり不自然よね。
	
	個人的に最も楽しいのは『7』で新設された「将星モード」。
	メインの「ストーリーモード」に真新しさをあまり感じなかった分、やり込み要素として登場したこちらに興味が向きました。
	
	ざっくり言えば、寂れた町を発展させる為に、仲間を増やし、施設を増やし、資源を増やし、金を増やしていこうぜ、な内容。
	方法はただただこれまでと同様、戦場で勝利を重ねるだけなのですが、少しずつ賑やかになっていく街並みが嬉しい。
	
	一通り「ストーリーモード」を遊んでから別のモードでやり込んでいくワタシが、様子見のつもりで始めた「将星モード」のやめ時を逸して、ずるずるずるずる続けちゃう。
	これまでのおまけモードの中で1番遣り甲斐を感じたかもしれない。
	
	対して、残念なのは戦場(マップ)がやや複雑になり、迷うことが多くなりました。
	正規のルートを外れると、敵兵が1人も居ないとこで右往左往する。
	
	それと高ランクの武器入手が面倒臭い。
	シリーズによって簡単に手に入ったり、高難度の条件をクリアしないと手に入らなかったりするのですが、『7』は後者を取ったらしい。イヤだなぁ。
	
	このゲームは武器の良し悪しがとても大きいので、可能な限り良い武器が欲しいのですけど、武器入手の為のプレイってあんまり面白くないのですよ。
	まぁ、素直に諦めて手に入り易い程々の武器で妥協すればいいのですが。
	
	あとはバグが見受けられるのがよろしくない。
	今までもバグはあったのだろうけど、強制終了するしか解決方法がないほどのバグってここ最近のシリーズで急増してないかな。
	早急にアップデートで修正して頂きたい。
	
	新作の無双シリーズが手に入ると、一通り遊ぶまでそればっかりという時間が続くのが慣例でしたけど、今回は他の楽しみと同時進行でやっていたせいか、まだまだ未開拓な要素がありますので、もうしばらく遊んでいられそうです。
	
	そんな折に、無双シリーズの司馬懿を演じておられた滝下毅さんの訃報が飛び込んできました。
	ほぼ同じタイミングで『ルパン三世』の銭形警部などで知られる納谷吾朗さんも。
	馴染みの声とのお別れはいつも辛いです。