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とある人生の一端
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函館に行って参りました。
小学生くらいの時に行ったような行ってないような気がしますが、その程度の記憶なら初めてということにしておきましょう。

飛行機で約1時間半。沖縄に比べるとやけに近く感じます。
観光スポットのほとんどが一箇所に集中しているため、今回はタクシーとバスと徒歩で回りました。日頃の運動不足が祟ってか、筋肉痛及び右足の親指と踵を負傷したぜ。

タクシーの運転手さん曰く、2日間もあれば函館の見所は回り尽くせる、の言葉通り、後半は目指すスポットも消化し尽くし、ベイエリアにあるお店を行ったり来たり出たり入ったり。
そのくせ道中の荷物を増やしたくないので、箱もの土産(何処でも売ってるようなヤツ)は最終日に空港の売店でまとめ買いし、ベイエリア内ではここでしか買えないガラス製品をちょいちょい買った程度になってしまい申し訳なかったです。他の多くの店舗にしてみれば、冷やかし以外の何ものでもなかったね。

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食に関しては悔いを残さぬよう、がんばりました。
近年あまり量食えなくなったアタシの胃には、重労働だったと思います。でも、何もかも美味しそうでねぇ。実際とても美味しかった。

ただ、着いた先から飛ばし過ぎたせいか、後半は行く前に打ち立てた「是非とも食べたい北海道メニュー」から未攻略項目が消え去り、そばとかソーセージとか、あんまり北海道を代表していないメニューにも手を伸ばすことに。勿論、これらも美味しかった。ここでは不味い食べ物を見付ける方が難しいんじゃないかと素敵な想像も禁じ得ません。

函館で迎えた最初の朝食は朝市へ。ホテルの朝食券が瞬く間にゴミになって勿体ない気もしますが、朝市で朝ごはんは函館での最大級の贅沢です。
朝市は函館駅からすぐ、泊ったホテルからは10分程度歩いたところで毎朝(?)開かれる市場です。早朝から始まり、昼過ぎにはお開きになります。
お買い物は勿論、その場で食べられる海鮮料理が盛沢山ですので、朝食や早めの昼食にもってこい。ここで食べた毛ガニ丼にやられた。

活気のある市場というのは何処もそうですが、客の呼び込み合戦が激しくて、店の前をふらふら歩いていると勝手に商品説明が始まります。これけっこう嫌い。
一応は一通り見て回ったと思いますけど、1店舗毎の滞在時間は数秒で済ませました。下手に興味を示すと買う気もない品を猛プッシュしてくるのがイヤです。もっとゆっくり見て回りたい。

結局、店の前に突っ立っててもしばらくそっとしておいてくれたお店と、北海道なまりでやけに元気でやたら口が上手い兄ちゃんがいるお店で色々買ってきました。
毛ガニってこんな美味かったのかー、という感動とこの兄ちゃんのおかげで予定以上に買い過ぎました。反省。でも、すげぇ美味かった。

今や類似品も出るほど人気を博している生キャラメルも、北海道には幾らでもありました。
生キャラメルはまだ今ほど有名になる前に何度か食べましたので、今回はベイエリアにある花畑牧場の支店でソフトクリーム(ミルク)を購入。
他と比べるとちょっと高いけど、とても美味しいです。キャラメルよりずっと好きかも。
北海道に行くと普段はあまり食べないソフトクリームとソーセージを食べる率が急上昇するな。とか思いながらせっせと舐めてました。

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観光スポットの中では特に楽しみにしていた五稜郭は、今や子連れの親子も訪れる広い公園になってます。観光と言うより散歩に相応しい緑豊かなところです。
観光にはその横に建つ五稜郭タワーの方が適任で、昇った先には五稜郭の全貌と市内や山々の風景が楽しめます。今なら景色よりも土方歳三像にテンションを上げていらっしゃる若い子たちも見られます。ここでの本来の主役・榎本武揚などその他大勢扱いのようです。

土方個人にはあまり関心がないながらも、折角なので人気商品らしい刀型耳かきを友人への適当なお土産に購入しました。
ちなみに土方の愛刀は、和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)の11代。これに模して作られているかどうかは不明です。

RIMG0190.JPG





 

ロープウェイで函館山にも行きました。
事前の天気予報によるとこの日を逃すと帰りの飛行機まで雨ということで強行したけど、山の上はかなり寒かったです。
人もまばらで、既に雲が厚くなっていた中での景色は、あまり綺麗とは言えない感じ。

その後天気予報がいい方に外れたものの、2度も行く気にはならず、残念なまま終えてしまいました。
天気はコロコロ変わって、予想がし難かった。

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最終日はムカつくほど快晴で(でも飛行機に乗る頃には雨降ってた)予定には入れてなかった元町散歩してみました。
教会が建ち並ぶエリアで、折角だからとたぶん初めて教会の内部に潜入。それらの教えには興味がなくても、建造物やアイテムは見ていて楽しい。

この辺りは、散歩にとても向いていますね。
教会の他にも、ついふらりと入りたくなるカフェなど小さなお店が多く、坂の上からの眺めものどかな町並みもいい。脚が筋肉痛を起こしていなければさぞ楽しかっただろうと悔やまれます。
滞在中、度々小学校の修学旅行と重なり、元町を象徴する坂道にも平然と上るフットワークが羨まし過ぎて泣けてきました。歩いただけで筋肉痛なんて、いつの日からだっただろう。

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とても涼しくて、夜だったり天気が悪かったりすると寒いくらいでしたが、町全体が穏やかで(市場は別)過ごし易くて実にいいところでした。
しかしまあ、今回は食べ過ぎた。その分歩き回ったつもりだけど、体内に取り込んだ量には程遠いでしょうね。

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沖縄のレンタカー選びはけっこう悩まされます。
ご承知の通り、沖縄県内の移動には車が欠かせませんので、空港にあるレンタカー屋さんまでの送迎バス乗り場は大賑わい。
飛行機の到着時刻に合わせて、自社のプレートを持った係員がずらーっと並んでます。ここまで各社揃えた空港は全国でも珍しいのではないでしょうか。

大手は値段が高いし、かと言って何処の馬の骨とも分からないところでは不安だし。などなど、ワガママは尽きません。
アタシの場合、ホテルにお金を掛けることには抵抗が少ないのに、レンタカーにはどうもケチり気味。車なんか小回り利いてまともに走ってくれればいいわいとか思ってるわけです。
それが災いしてか、今回のレンタカー選出は失敗だったかもしれません。

大手と比較すると格安と言っていい値段でしたが、石垣で初めてそのレンタカー会社を選び、スタッフの対応が大雑把な嫌いがあったけど、車はとても綺麗でまぁいいかと本島でも同じとこで借りて大失敗。対応の悪さがパワーアップしていて、車もかなり汚い。

空港で各社係員が出待ちをしている場に、迎えの車も人もなかなか現れず「これが沖縄時間ってヤツか・・・?」と、決して多いとは言えないながらもこれまでの経験から、沖縄旅行でこの文化を思い知ることはまずないと考えていたアタシはけっこう不安にさせられました。
やや待ってようやく到着。その後、要所要所で待たされる場面が出てきます。時期も時期なので、大繁盛というわけじゃ全然なかったんですけどね。

接客態度は極めて好ましくない感じ。人手不足で仕方なく友達を無理矢理連れてきてお店に立たせてるんじゃないかと思わせる仏頂面。1分間に1シーンくらい笑顔を作ってくれ。
笑顔らしい笑顔を頂いたのは、帰りの送迎で車を運転してくれた、アタシが見た中では1番年長と見られる男性ただ1人だけでした。
貸出前の傷確認もアタシが指摘しなければチェックされずに渡されそうで、またしても不安になる。石垣支店の方はもっと積極的に探してくれたよ。

車内も掃除らしい掃除がされていないのは一目瞭然で、外付けカーナビの取り付けもかなりお粗末。1度取り付けたのが何かの拍子に取れちゃって、適当に補整したと想像されます。
更に、何が悪いのか、停止させる度に車全体が数秒間ブルブル痙攣して、慣れるまでは乗り心地悪かった。
車にはこだわらないアタシでも、これは商売に使っていいものではないと思ってしまいます。

レンタカーの話だけでこんなダラダラ並べるつもりはなかったけど、思い返してみるとますますもって値段相応のレンタカー会社でした。
後になって改めて調べてみたら、ここの姉妹店の評判はすこぶる悪く、もっと慎重になるべきだったと反省してます。皆さまもレンタカー会社選びは慎重に。

ところで。
那覇市内の渋滞は日常茶飯事。とは聞いていましたが、今回の旅行で初めてそれを肌で感じてきました。これはリゾート感台無しだなぁ。
アタシが考える賢明なモデルコースは、

那覇空港に着いたらレンタカーを手に入れ、数々のリゾートホテルと綺麗な海が揃う恩納か、賑わいのある北谷を本拠地とする。そこからレンタカーで名所を回るか、近くの海で思う存分遊び、最終日にレンタカーを返してからモノレールで国際通りやDFSで好き放題お買い物したり、那覇市内観光して空港へ。

というのが妥当でしょう。
早々と車を失って荷物が重いよー、となれば、レンタカーは帰る直前までキープし、駅近くのパーキングに置いておくのもいいかもしれません。と言うか、アタシはこれですね。
那覇市内でホテルを取るのは、どうしたいかにもよりますが、海目当てならおススメしないです。夜も出歩きたーい、と言うなら話は別ですが。
リゾートの夜は飲むことくらいしかできません。


先日、人生3度目の沖縄本島に行って参りました。
またかよ、なんて人から言われるまでもなく、我ながら思ってますが、段々とその感覚も麻痺してきましたよ。もう住んじゃいたいくらいです。

今回は概ね天気に恵まれて助かりました。
数日ずれてたら梅雨に入ってたかもしれない時期だったので、かなりラッキー。
その代わり、なかなか太陽光がヤバくてちょっと歩こうものなら、瞬く間に体力を消耗して機動力を殺がれました。やっぱ住むのは厳しいかもしれない。

ビーチに行けばちらほらと海水浴を楽しむ人の姿も見られ、あまりの空と海の美しい青さに、またしても水着不携帯で訪れてしまったことをちょっと後悔。
本島でも北部に近付くにつれ、綺麗な海が見られます。島の中央辺りはリゾートホテルが立ち並び、海の透明度も申し分ないので、海水浴目当てなら是非とも目指したい。
夏に行きたいねぇ。でも多分ムリ。


3度目でもまだまだ行き損ねていた必見スポットは多く、この度は最北端である辺戸岬や万座毛などに加え、焼き物を土産に所望されたために読谷やちむんの里にも行ってみました。

沖縄は工芸技術が高く、ガラスや織物、染物、漆器など実に多彩です。
陶器に至っては、それを専門に扱うお店が建ち並ぶ通りが那覇市内にあり、これこそが沖縄陶器発展の地でもあります。

沖縄の陶器を語るのに、金城次郎を忘れてはなりません。
なんせ陶器を専門に扱うお店に出向けば、幾度となく目にする名前です。加えて、琉球陶器をもって国の重要無形文化財保持者という肩書き。俗に言う人間国宝です。
この分野への関心が低くて、知識も何もありませんでしたが、この人の御名前はすぐに覚えました。

氏は元々那覇市の中心地にある壺屋(前述の発展の地)に窯を構えていたようですが、那覇市そのものが発展を遂げると共に人も増え、住民から「ちょっとマジ煙いんだけど」と問題が起こるようになり、那覇から離れ読谷に移住します。
当時から名工と評判だった氏のもとには、続々の他の陶芸家が集まり、いつしか『やちむん(沖縄の言葉で焼き物の意)の里』と呼ばれ、現在でも多くの陶工が窯を構えているのです。

壺屋は専門店通りという方が適当な表現である気がしますけど、読谷は工房とギャラリーがあり、陶工たちがその技を高めている様子が窺えます。
里には次郎氏の弟子であると同時に家族でもある金城一門の工房もありまして、その作品を見たり買ったり、もしかしたら実際に作っているところも見せてくれるかもしれません。(未確認)

人間国宝の作品には流石に手が出せなかったので、氏のお孫さんである吉彦氏の作品をお土産として購入させて頂きました。
最初こそ作品そのものより値札に目を奪われていましたが、こういう器にお酒を入れて飲んだら美味そうだとか、家に飾ったら画になりそうだとか想像できる程度には、興味を持ってギャラリーを回れたよ。


石垣島に続いて、こちらでも石垣牛を堪能。
相変わらず美味しい。脂があっさりしているので、こってり肉が苦手な方に是非ともおススメしたいです。
ただ値段は高め。同じ沖縄でも本島では供給が間に合わず、取り扱っているお店も多いとは言えません。

お店で食べると大差はありません(どっちも高い)けど、市場などで買うとその差は歴然。質を落とした同じ量でも、石垣の倍近い金額を請求されてしまいました。
アグー(沖縄県産豚)も買おうと目論んでたのですが、ここは断念せざるを得ません。くそう。


ちなみに、写真の左側に薄っすら写っているのが、泣く子も見とれるザ・ブセナテラス。
今、沖縄で1番泊まりたいホテルです。・・・いつのことになるやら。

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