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とある人生の一端
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先日、人生3度目の沖縄本島に行って参りました。
またかよ、なんて人から言われるまでもなく、我ながら思ってますが、段々とその感覚も麻痺してきましたよ。もう住んじゃいたいくらいです。

今回は概ね天気に恵まれて助かりました。
数日ずれてたら梅雨に入ってたかもしれない時期だったので、かなりラッキー。
その代わり、なかなか太陽光がヤバくてちょっと歩こうものなら、瞬く間に体力を消耗して機動力を殺がれました。やっぱ住むのは厳しいかもしれない。

ビーチに行けばちらほらと海水浴を楽しむ人の姿も見られ、あまりの空と海の美しい青さに、またしても水着不携帯で訪れてしまったことをちょっと後悔。
本島でも北部に近付くにつれ、綺麗な海が見られます。島の中央辺りはリゾートホテルが立ち並び、海の透明度も申し分ないので、海水浴目当てなら是非とも目指したい。
夏に行きたいねぇ。でも多分ムリ。


3度目でもまだまだ行き損ねていた必見スポットは多く、この度は最北端である辺戸岬や万座毛などに加え、焼き物を土産に所望されたために読谷やちむんの里にも行ってみました。

沖縄は工芸技術が高く、ガラスや織物、染物、漆器など実に多彩です。
陶器に至っては、それを専門に扱うお店が建ち並ぶ通りが那覇市内にあり、これこそが沖縄陶器発展の地でもあります。

沖縄の陶器を語るのに、金城次郎を忘れてはなりません。
なんせ陶器を専門に扱うお店に出向けば、幾度となく目にする名前です。加えて、琉球陶器をもって国の重要無形文化財保持者という肩書き。俗に言う人間国宝です。
この分野への関心が低くて、知識も何もありませんでしたが、この人の御名前はすぐに覚えました。

氏は元々那覇市の中心地にある壺屋(前述の発展の地)に窯を構えていたようですが、那覇市そのものが発展を遂げると共に人も増え、住民から「ちょっとマジ煙いんだけど」と問題が起こるようになり、那覇から離れ読谷に移住します。
当時から名工と評判だった氏のもとには、続々の他の陶芸家が集まり、いつしか『やちむん(沖縄の言葉で焼き物の意)の里』と呼ばれ、現在でも多くの陶工が窯を構えているのです。

壺屋は専門店通りという方が適当な表現である気がしますけど、読谷は工房とギャラリーがあり、陶工たちがその技を高めている様子が窺えます。
里には次郎氏の弟子であると同時に家族でもある金城一門の工房もありまして、その作品を見たり買ったり、もしかしたら実際に作っているところも見せてくれるかもしれません。(未確認)

人間国宝の作品には流石に手が出せなかったので、氏のお孫さんである吉彦氏の作品をお土産として購入させて頂きました。
最初こそ作品そのものより値札に目を奪われていましたが、こういう器にお酒を入れて飲んだら美味そうだとか、家に飾ったら画になりそうだとか想像できる程度には、興味を持ってギャラリーを回れたよ。


石垣島に続いて、こちらでも石垣牛を堪能。
相変わらず美味しい。脂があっさりしているので、こってり肉が苦手な方に是非ともおススメしたいです。
ただ値段は高め。同じ沖縄でも本島では供給が間に合わず、取り扱っているお店も多いとは言えません。

お店で食べると大差はありません(どっちも高い)けど、市場などで買うとその差は歴然。質を落とした同じ量でも、石垣の倍近い金額を請求されてしまいました。
アグー(沖縄県産豚)も買おうと目論んでたのですが、ここは断念せざるを得ません。くそう。


ちなみに、写真の左側に薄っすら写っているのが、泣く子も見とれるザ・ブセナテラス。
今、沖縄で1番泊まりたいホテルです。・・・いつのことになるやら。

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