写真のリング型の器具は、フォーサーズ規格のレンズを規格が異なるマイクロフォーサーズのカメラ(アタシの場合はE-PL1)で使用する場合に使うアダプターです。
何のこっちゃ解らん人が大多数でしょうが、がんばって説明しても興味持ってもらえるとは思えないので、細かい説明は全面割愛しまーす。
で、奥に写っているレンズが、フォーサーズ規格の望遠レンズ『40-150mm F4-5.6』。
『14-150mm F4-5.6』を手に入れた今、出番は皆無に等しいレンズだよ。
どちらも『E-PL1』のダブルズームキットに付属していたのですが、まあ使う機会がありません。
フォーサーズ規格はこれ1本しか持っていないので、そのレンズが仮死状態なら、もれなくアダプターも仮死状態という仕組みです。
このままではわざわざダブルズームキットを選んだ意味を問われてしまう。
と言うか、ダブルズームキットをマイクロフォーサーズ企画に一新した『E-PL1』の後継機である『E-PL1s』がちょっと目障り。(どちらにしても換算300mmの望遠レンズじゃ使わない気がするが)
ここはアダプターが活躍できて利用価値のあるレンズを手に入れて「アダプター持っておいてよかった~」「E-PL1sのキットじゃなくてよかった~」と意地でも思う為に、手頃なフォーサーズ規格のレンズを物色するっきゃない。
このアダプターも単品で買うとけっこういい値段するのに、使わないのは勿体無いじゃないか。
欲しいのはマクロ、超広角、超望遠レンズ辺り。
中でも1番活躍が見込めそうなのはマクロかな。
でもレンズってみんなお高いんでしょ。もう何万もするレンズなんか買えないよ。
と思ったけど、いやいやちゃんと探してみるもんだ。
『35mm F3.5 Macro』。アダプターを付けても200gそこそこだし、値段が非常に魅力的。貯まってるポイントを使えば2万円を切る計算だ。
しかも、評判は上々。作例も目を見張るものばかり。これいぃーじゃん。
怖いのは似たようなレンズが、マイクロフォーサーズ版で出た時、また悔しい思いをしそうなことくらいか。
いや、今すぐ欲しいんだ。いつどんなものが出るのかも分からないのに、何を恐れることがある。
アダプター分、大袈裟な見てくれになるけど、重さはさほど苦にならないので何より。
AF速度はお世辞にも速いとは言えないし、F値の暗さが少々気になりましたが、写りは申し分なし。
やっぱマクロは遊べるな。
オリンパスめ、高いレンズしか出していないのかと思ってたけど、こんなコストパフォーマンス抜群なものを隠し持っていたとは。(フォーサーズ規格のレンズは熱心に見てなかったから気付かんかったよ)
これでアダプターの存在感も、『E-PL1』のダブルズームキットを購入した甲斐もあるというもの。と思えるようになれます。
他のレンズは値段が張る分の期待値の高さとか責務を押し付けざるを得なかったのですけど、これはレンズの値段としては驚異的に安いので、その手のプレッシャーもなく、気楽に付き合えますね。
実は購入までにかなり悩みましたが、現時点では正解とすることに何ら躊躇いはありません。
これをもってしばらくは、カメラ関連のものに万単位の買い物は控えるとしましょう。今度こそ。(まぁ今のところ心底欲しいと思うものも見当たらないし、たぶん大丈夫だろう)