只今幕張メッセで開催されております恐竜2009という分かり易い名称のイベントにお邪魔してみました。
こちらでは、サブタイトルの〝砂漠の奇跡〟の通り、ゴビ砂漠、ジュンガル盆地、サハラ砂漠、バッドランドの4つの砂漠から発掘された化石の数々が展示されています。
見所は
・恐竜と聞けば多くの人間がまずこの恐竜を頭に思い浮かべるであろうティラノサウルスの最古の種とされる〝グアンロン〟
(全長3mほどの小型な種で、鼻の上のトサカが特徴。ジュラ紀後期に生息(ティラノはジュラ紀の後に続く恐竜最後の時代・白亜紀に生息。全長13mくらい))
・ジュラシック・パークⅢで世間にその名を知らしめたティラノを上回る全長15mクラスの肉食恐竜〝スピノサウルス〟
(でも主食は魚らしい)
・筋肉などの組織がミイラ化して残った奇跡の化石〝ダコタ〟
(世界的にも大変貴重な代物らしいけど、説明受けても何処がそうなのかよく解らなかった)
・世界最大級の恐竜〝マメンチサウルス〟
(ここでは全長35mとあったけど、従来は20m程度とされてたらしい。この差はなんだ?)
35mは流石に圧巻です。アフリカゾウが7mほどと考えると異常ですよね。
古代に生息していた生物の中でも恐竜がしばしばクローズアップされるのは、やはりその大きさが桁違いだからだと思うのです。
35m以上の恐竜の名前もちらほら出てくるんですけど、大きくなればなるほどその存在が疑わしいようで、どれにしても「世界最大」じゃなくて「世界最大級」となっちゃいます。
例えば、同じく展示されていたアルゼンチノサウルスなんてのは40m以上あったんじゃね?とか言われてます(ここでは30m以上と消極的な表記だった)が、発見されている骨は極々一部だったりするのです。
これだけ大きければ、むしろ残るものも多いんじゃないかとか素人は考えたりしちゃうんですが。まぁ、それ以上に個体数が少な過ぎるからかもしれませんね。
新発見で定説が覆されることもあり、ジュラシック・パークで驚異の存在として登場したヴェロキラプトルは今こんな感じ。
映画見た人はだいぶ違うことがお分かりになるでしょう。それもそのはずで、ジュラシックパークで描かれたラプトルのモデルはデイノニクスという別の恐竜のそれだったりします。
あの映画がいい加減だったわけではなくて、当時はヴェロキラプトルとデイノニクスは同一種と言われていたためなんですね。
たっぷり堪能して軽食コーナーでちゃちゃっと昼食を済ませ、天気がよかったので九十九里へ。
面白くも何ともない道をナビに案内されながらしばしドライブ。九十九里の道って有料道路を避けて進むと全然海見られないのね。
残念なドライブの末、目的のお店へ。
割と新しいお土産屋なんですが、中に食堂がありまして、自分で焼いたハマグリやホタテを頂くことができます。
貝のサイズや味は申し分ないですけど、かなり高いです。これは満腹までオーダーしたら、会計したくなくなる値段になると判断して、納得できるラインナップを揃えることだけを目標に、量は少なめで妥協しました。あとソフトドリンクに氷くらい入れてほしい。暑いんだしさ。
それはまた別にして、貝は焼くと主役をはれるね。
貝ってどれもこれもそう好き好んで食べることはないんですが、焼いてしまえば話は別です。
網焼きにしてちょろっと醤油を垂らせば主役の完成。焼肉にしても、料理って実はシンプルな方が美味しいんじゃないかと思っちゃうね。