ここのところ、広島&山口・長崎と行ってきました。
ダラダラ書くと長くなりそうなので、なるべくダイジェストで思い出してみようと思います。
・広島市
ホテルが市内なので、広島空港に降り立って、レンタカーを手に入れてからすぐ向かったのが広島市。
函館にもありましたが、路面電車がいいですね。途中で見掛けた広島城が気になったんですけど、駐車場が無くて断念。
人も車も多くて参りましたが、かつて焼け野原になった街だと考えると「よくぞここまで・・・」などと勝手に思ってしまいます。
・平和記念公園
こちらも公式の駐車場はありませんでしたけど、なるべく近くのコインパーキングにレンタカーを置いて散策。
やたらと「平和」と付いた名称が目立ちます。流石にここではフザケられないと思いましたね。
資料館は特に人が多くて、間近で見られない展示物も少なくなかったです。
被爆前後の広島の様子が伝えられているブースでは、写真を見てると一瞬でこうも様変わりしたとは、何とも薄ら寒い気持ちになります。
不況だなんだと言われても、へらへら笑っていられる時代に生まれたことをもっと有り難く思うべきかもしれません。
・宮島
広島に行く最大の目的がここ。ホテルの目の前から高速船が出ていたので、楽々行けました。
島に入って間もなく、大勢のシカと遭遇。人が不用意に触っても全く動じず、食べ物を持ってさえいなければ強引に付きまとわれることもありません。飲食店も多いのにシカの被害で困っている様子もない。
ここの人と動物の距離感はたいへん好印象でした。人間寄りではあるけど、上手く共存できている方じゃないかと思います。
中には食料を手に持って追い掛け回されている人もいましたが、人間側の過失としか言いようがありません。
厳島神社は干潮気味で味気ないものの、大鳥居まではかなり近付けました。
靴を脱いで膝辺りまで入水している人も多かったです。パッと見潮干狩りみたいでしたね。暑かったので、さぞ気持ち良かったことでしょう。
表参道では飲食店や土産屋が軒を連ねており、てくてく歩いているだけでも楽しいです。(ここにシカが全然進入してこないのが不思議)
ここで穴子丼と焼きカキを頂きました。どちらも美味しかったですが、これまでの疲労からクーラーと冷たい飲み物に最も感動するという残念な場面です。ホント暑いのダメですね。年々弱くなってる気がします。
色々と見所も多い島なんですけど、暑さと疲れでフラフラしてきましたので、予定よりずっと早めに退散。
涼しい季節に来ていたなら、朝から晩までいたいくらいなのにこの体たらく。無念で堪りませんよ。どうしてこんな貧弱なんだ。
宮島というと厳島神社がよくピックアップされますけど、アタシは島全体を気に入ってしまいました。むしろ神社は通っただけ。
・下関
広島市から車で走ること約3時間半。高速料金は片道4500円。到着は昼頃で楽しみにしていた唐戸市場は何処も引き上げ気味でした。
しかし、市場からすぐのカモンワーフというショッピングモールがありまして、こちらで買い物や飲食ができます。
けど、見てばっかだったな。もっとガンガン買いに走っても良かったかもしれません。
ここの目の前から船が出ていまして、武蔵と小次郎で知られる巌流島こと船島に行けるそうです。
興味はあったんですけど、限られた時間の中では厳しいと判断して断念。
・萩
その限られた時間の中でここを選んだのはちょっと失敗だったかも。下関から1時間半くらいかな。高速道路からはやや離れているので、行き帰りちょっと苦労しました。
萩焼というのにちょっと惹かれて行ったんですけど、想像ほど一箇所に見所が集まっている訳じゃないようで、いいとこはないかとグルグル回っている頃には日も暮れて、結局全然萩焼を拝むことができないという間抜けな結末に。
萩焼自体は山口でも広島でも多くのお土産屋さんに置いてあるのですが、ギャラリーっぽいとこを見て回りたかったですよ、アタシは。
こっちの方まで来たら、桂小五郎や高杉晋作、伊藤博文などの縁の地なども回ってみたかったですけど、もう1日はないと難しいようです。萩焼よりこっちを優先すべきだったかも。山口の回り方は失敗したなと少し反省。
・岩国
錦帯橋で車を停めて徒歩で散策。ロープウェイに乗って岩国城までGO。
しかし、ここでも暑さにやられて瞬く間にヘロヘロ。見て回るというより、ただ歩いてただけかも。
近くの「小次郎茶屋」というお店で食事兼休憩。岩国寿司という名産品を頂きました。
ちらし寿司を押し寿司にした感じで、手軽に屋台でも購入できます。一緒に食べた冷たいそばがまた美味かった。
ちなみに隣には「むさし」というお店もありまして、それぞれランチに最適な飲食とやたら種類の多いソフトクリームを頂けます。
岩国寿司とそばでお腹いっぱいだったので、ソフトは食べなかったけど暑い今の時期には欲しくなるね。中にはかなり怪しい名称のソフトもあったけど、挑戦者は是非。
真偽の程は不明だけど「小次郎」の方が先に店を出していたそうですが、いつしか隣にお店ができて、店名もまたいつしか「むさし」になったそうです。ソフトクリームも「小次郎」の方がマトモなラインナップでした。
隣同士で名前が名前であまりにも同業でしたんで、どちらかが乗っかったとしか思えなかったんですが、この話を信用するなら「むさし」の謀略のようです。
・呉
大和ミュージアムの入口まで行ってきました。
当初予定していた場所がかなりイマイチで、飛行機まで時間があったこともあり、手近なところでと考えたのがここでしたが、意外と行くまでに時間が掛かってしまいまして中まで入るのは遠慮することに。(船に乗るのは好きだけど戦艦はどうかなって感じだったんで強行せず)
折角なので入口から入ってすぐのショップで記念品の戦艦大和 ペーパーナイフ(全長約22㎝)を購入。
呉はステンレスが名産なんですってね。う~ん、ちょっと微妙か。
常識人はお気付きの通り、これが後に空港でやや面倒なことになります。処分も一瞬考えたけど、呉に行った唯一の功績だったのでちゃんと守りましたよ。
ネットで見たら某有名ネットショップでジャンル「玩具」扱いで売ってたけどね。
ここまでで十分長くなったので、長崎は次回。