予定が潰れてしまったのと、こんなご時世なら今からでも予約取れんじゃねーかと思ったのとで、急遽伊豆に小旅行してきました。
しかしながら、実際行ってみたら何処もひどく人が少ないという印象はなく、GW直前でホテルの予約が取れたのは運が良かっただけなのかも。皆さん、自粛がマイナス効果しか生まないって気付き始めたのでしょうね。
目的地の決定には少し迷ったのですが、丁度1年前、伊豆バイオパークから名を変え、伊豆アニマルキングダムとして生まれ変わったテーマパークに、アタシが心から愛する動物であるチーターが居ると知って即決。
ガラス越しながら、かなり接近して拝見することができるらしいと知って、雨が降っても行こうと心に決めました。
ここは元々サファリパークのようにバスで周っていたのを歩いて回れるウォーキングサファリに改装したそうなのですが、それが大正解だったと感じますね。
自分のペースで見ることができるだけ自由度が高く、敷地も広いので狭い檻の中で窮屈そうにしている他の動物園よりは動物たちがのびのびと生活しているように見受けられます。視界を遮る檻が極端に少ないのがまた好印象です。
一部の動物にはご飯を差し上げることができたり、カピバラやアルマジロといった小動物と触れ合うこともできます。
ゾウやキリン、シマウマ、ダチョウ、フラミンゴといった有名どころは勿論、ムフロンやオリックス、エランドなどなど色どりみどり。
ライオン、ホワイトタイガー、チーターのネコ科勢は改装後にやってきた方々で、種類こそ3種ですがそれぞれ4頭以上おられました。
で、多くの時間をチーターの前で過ごした訳ですが、こちらはルフィくんやロビンちゃんなど何処かで聞いたことがある名前のチーターとその子供2頭の計4頭が暮らしています。
改めて、アタシはチーターが好きなんだと思いましたね。目玉はライオンやホワイトタイガーなのかもしれませんけど、アタシにとってはチーターの存在の方が遥かに大きいです。
カメラのショット数にその気持ちが表れています。ライオンとホワイトタイガーの写真を全部足しても、チーターを撮った数には遠く及ばない。
またよく動いてくれるんですよ。とことこ歩き回ったり、高台にぴょんっと飛び乗ったり。ライオンは寝てばっかりなのに、このサービス精神。
こうして元気に動き回る姿を見ることができることが、伊豆アニマルキングダム最大の利点じゃないでしょうか。
感動したのはチーターのダッシュシーンを見ることができたこと。
彼らにとっては小走り程度のスピードなのでしょうが、テレビでしか見たことがなかった夢の光景を日本で見ることができるとは。(でもいつかサバンナのチーターを見てみたいな)
チーターに毒されて正常な判断ができなくなっているかもしれませんけど、旭山動物園にも決して見劣りしません。
動物園とサファリパークのいいとこ取りの展示システムは画期的ですし、動物の種類も数も申し分なし。
これだけいいものを見せてくれると、話題性が今一つなのが残念でなりませんね。
訪れた人を楽しませる要素は十分にあると感じられますので、あとは宣伝の仕方が課題と言えましょうか。
今回は時間の関係でサファリゾーンしか周りませんでしたが、他に遊園地のプレイゾーンと、ゴルフができるスポーツゾーンがあるようです。
また伊豆に泊まることがあれば、必ず行こうと思えるスポットでございました。大満足。