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とある人生の一端
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『真・三國無双』シリーズも10周年だそうで『真・三國無双2 猛将伝』以来(全部ではないけど)シリーズをやり続けている者としては、ちょっとばかし感慨深くもあります。

三国志演義をモチーフに、アクションゲームが苦手なアタシでもそれなりにできてしまう簡単操作で、時には1000以上もの敵キャラをなぎ倒して自軍を勝利に導くゲーム。美麗なグラフィックと派手なアクションがプレイヤーに爽快感をもたらしてくれます。
日本の戦国時代をモチーフとした『戦国無双』や、ガンダムを取り入れた『ガンダム無双』といった派生タイトル、「猛将伝」や「Empires」といった特別編など、あらゆる展開を見せていますが、基本的には「出撃準備」と「戦」の繰り返しです。

最初の数時間は本当に楽しくて、キャラクターのレベルアップや、武器・アイテムの収集に大忙し。
難易度の選択や、やり込み要素が充実しているため、初心者から熟練のゲーマーまで楽しめます。

しかし、飽きるのも早い。
全キャラクターを出現させたり、全ステージを遊び尽くすと、以後は同じことの繰り返しになります。
魔王を倒して平和を取り戻した後も、これまで通りレベル上げする気にはなりませんよね。

それが2~3日でもしっかりやると、取り敢えずのゴールに達してしまうボリュームなので、武器を全部手に入れようとか、アイテムやスキルを網羅しようとか考えない限り、賞味期限は短めと言わざるを得ません。
まぁ、それも承知の上でやっていますので、不満も何もないのですが。

前作の『5』がとってもイマイチでしたので『真・三國無双6』もさほど期待してなくて、取り敢えず買っておいて気が向いたらやろうくらいの気持ちでしたけど、やっぱりいざやり始めると面白いですね。
『5』で改変したシステムをほぼ元に戻して、更にそこから独自の改変。武器が固定じゃなくなったので、キャラクターごとの個性が少々損なわれるものの、使い難いキャラクターがかなり救われています。

今回特にストーリーモードは気合い入れた演出でかなりお気に入り。
これまではあまり描かれなかった人の死というものが明確に表現されていまして「え!?この人ここで死んじゃうの?」と最低レベルの三国志知識しかないアタシはビックリの連続です。

不満点は武器の属性が固定になっちゃったことかな。
あと、これはソフトのせいなのか、PS3本体が悪いのか分からないんだけど、ごくたまに再起不能のフリーズが起きます。
これはステージクリア毎にオートセーブ機能が働くので、致命傷になることはほとんどないのでそう困ることはないが、やはりストレスになることは否定できないか。何が悪いんだろ。

本編では久しぶりに満足度の高いシリーズでしたね。(まだ一通りもやってないけど)
毎回これくらいがんばって作ってくれるとやり甲斐があるんだけどなぁ。

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