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とある人生の一端
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伊豆アニマルキングダムで動物園の虜になり、多摩動物公園、よこはま動物園ズーラシア、市原ぞうの国、東武動物公園と続いて、今度は千葉市動物公園へ。
一先ず、これでひと段落かな。気軽に行ける範囲で、気になるところはほぼ行ったはず。

これまで行った中では最も気軽に行ける距離にありますが、どうも過去に行った記憶がない。
仮にも千葉県内最大級の動物園なので、幼少期に1度くらいは行っているだろうと思うのですけど、近過ぎると却って遠ざかるものなんでしょうか。

いざ向かってみると、高速にさえ乗ってしまえば、あっと言う間に到着。
そして、なかなか魅力的な動物園ではないですか。人気のネコ科肉食動物こそ不在ですが、動物の種類も数も豊富で、物足りなさはありません。

行ってから気付いたのですけど、ひと昔前に全国区になったレッサーパンダの風太くんが居る動物園なんですね。現在も元気に暮らしています。
ですが、今回のベストの1枚を選ぶとしたら(前回に引き続き、複数枚画像をアップできません)風太くんのそれではなく、ナマケモノくんを選びたい。

ヤツが居るのは動物科学館のバードホール。ここではナマケモノと共に、熱帯に生きる鳥たちが館内に植えられた木々の中で暮らしています。
鳥たちはカラフルな上、よく動くので、辛抱強く探せば発見できますが、ナマケモノは数頭いるはずなのに、木々と緑に隠れてなかなか見付けられません。

やっとのことで見付けても、枝葉に覆われて身体の一部が見える程度。
なかなか動いてくれない動物なので、自主的に枝葉のバリアから出て来てくれる可能性は期待できませんし、おまけに年々下がっているんじゃないかと感じるアタシのひ弱な視力では、あまりにも無謀な戦いです。

んで、どうにかこうにか全身を写すことができた努力の1枚が先頭にあるあれ。
このバードホールは日に1度だけスコールを模した人工シャワーを降らせるのです。
流石のナマケモノも大量の水しぶきはイヤなのか、今まで何処に居たのかと思うほど、あちこちでわらわらと一斉に動き出しました。

これはチャンスとばかりに何枚も撮ったけど、比較的ピントも合っていて、手ぶれもほとんどなく、露出も悪くないのはこれだけ。
ターゲットのスピードはのそのそという感じだけど、枝葉が邪魔しないシャッターチャンスエリアに居てくれるのはものの数秒なので、ポージングや構図なんぞに気を取られていたら、今日中に全身を写すことなど叶わないと思い、数撃ちゃ当たる方式で撮りまくりました。

が、いい加減焦り過ぎたか、期待には遠く及ばない成功率だったな。
被写体としては思わぬ難易度でしたが、動物園で動物を全力で探すというのが意外と楽しくて、これまでの動物園巡りの中でも屈指の面白ウォッチングになりました。

取り敢えずはこれで満足して、また時期を改めて続行を目指したいと思います。
大型の動物園ばかりに集中しているので、これからは小中規模なとこが狙い目かな。
牧場を動物園に含めるか否かが、議題に上がっています。

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