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とある人生の一端
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またもや車に異常が確認されました。
何もそうしょっちゅう壊れている訳ではないから「またもや」は余計かもしれませんけど、物理的な破損は別にして、アタシの身の回りの物で故障するのは車が圧倒的に多いことは間違いないと思います。

まぁ、大抵の物は壊れる前に能力の時代遅れに辟易して買い換えてしまうから、それらと比較するのは車がかわいそうという気もしないでもないですが、そう易々と買い換えられない上に、燃料費や税金、車検と定期的に出て行く金が(それも馬鹿にできない額が)あるので性質が悪い。
便利で今や必要不可欠な道具であることは十二分に認めるところですけど、とても好きにはなれそうにありません。

今回は左後部座席の自動ロックが掛からないというもの。
キーのリモコンや、運転席のボタンを押しても、そこだけうんともすんとも言わなくなる現象です。
ちなみに、中から直接ロックすることはできるし、解除はどの方法でもできます。

これが作動したりしなかったりするらしく、いざディーラーに持って行ったら「ちゃんと動きますね」とか言われちゃって、その上異常が見られる中検査しないと、何処が悪いのか判別できません。原因が特定できないと修理ができませんと、その日はもうどうしようもなく、現時点で最も可能性が高い故障例であった場合の修理代を見積もってもらい、帰ってきましたよ。

何この車、大人の前だけいい子ぶるクソガキのようだ。
それから3~4日間は調子がよかったのですけど、またダメになりました。

運転席から出ると、左後部座席のロックが掛かっているかどうかを視認するのは難しいんですよ。
助手席だったらそれもできたろうし、右後部座席なら直接触れて確認するのも容易い。でも左後部座席です。車を半周してロックできているか確かめて、NGならまた車の中に戻って手動ロック。それから外に出てリモコンで全体をロック。
・・・って毎回毎回すげぇ面倒臭いです。

そう神経質になるのもなんですが、基本的な防犯の機能ですから、放っておくのも気が引けます。
常に手動でロックするのが1番手っ取り早いですが、正常・異常の確認ができないことには、再び修理に出す判断が下せません。
調子が悪いままにはしておけん。

このまま全く作動してくれなければ、再びディーラーに持って行くだけですけど、あの残念な日が頭をよぎる。
勿論、その日もロックできないことを確認した上で、故障の確信を持って見てもらったんですよ。その1時間後やそこらで調子を取り戻すとは想像もせなんだ。

さっさと自分の物が壊れ切ってほしいと思ったのは初めてです。

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