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とある人生の一端
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・ザ・ナハテラス

部屋の広さ ★★★★☆
眺め    ★★★★☆
インテリア ★★★★★
サービス  ★★★★★
設備    ★★★☆☆
立地    ★★★☆☆
個人的印象 ★★★★☆

雑感:沖縄県屈指のリゾートホテル運営会社ザ・テラスホテルズの一角。その第1号に当たるザ・ブセナテラスと言えば、国内最高ランクに属するリゾートホテルである。沖縄でホテル探しをすれば、イヤでもその名前が視界に入るほど有名なホテル。

と比べると、だいぶ見劣りはするが、那覇市内に限って言えば、弟分であるこちらも最高ランク入りは間違いない。
ブセナテラスと比べさえしなければ、決定的な落ち度など見られない完成度の高いシティホテルと言えるだろう。

空港・最寄駅・国際通り・DFSへのアクセスがそれぞれ悪くない代わりに、いずれも車が欲しい距離に建つ中途半端な立地。土地勘のない者から見るとやや複雑な通りの奥にあるので、精度がかなり悪いカーナビ頼りでは瞬く間に袋小路で立ち往生である。
初めて行く場合、レンタカーのナビに不安を感じたら、地図を頼りに向かうべき難易度だ。

ロビーにはカウンターではなくデスクが2つあり、ここでチェックイン・アウトを行うらしい。(なんで「らしい」のかは後述する)
今の時期だからいいものの、繁盛期にはさぞごった返しそうだが、このホテルなら上手くやれそうな気がする。

部屋は上から2番目のエグゼクティブスイートを選択。
高級感は兎も角、ここ最近広い部屋慣れしつつあったので、この部屋以下はあまり考えたくなかった。
名前はゴツイが「スイート」からイメージされる、扉で仕切られた複数の部屋続きの客室ではなく、広いワンルームという部屋。広さだけで言えば、ちょっと名前負けしてる気がしないでもない。
(ちなみに単純な数字では、ブセナテラスの下から3番目のスタンダードルームといい勝負というのだから、競うには相手が悪過ぎる)

階層は当然のように最上階だが、それでも10階。
ただ、ホテル自体が小高い丘の上に建っているので、部屋からの景色は市内が見渡せてなかなかいい。晴れた日なら遠くに海も覗ける。

風呂とトイレは厳密に言えば別々にあるけど、脱衣スペースにトイレのドアがあるので海外のホテルを思わせる使い勝手の悪さを感じてしまう。
浴槽付近の扉を開けると、46インチ(推定)のテレビが見られるが、すぐ横がベッドなので気を遣う。

どういうつもりなのか灰皿は4つ確認できた。何故か1つはトイレの中。
簡易ゴミ箱代わりにでも使って下さいな、ということだったんだろうか。デザインがそれぞれ違うのでインテリアの1つとして鑑賞させて頂いた。

しかし何と言っても、この部屋の最大の利点は、クラブラウンジへのご招待だろう。クラブフロアにある部屋の宿泊客に与えられた特権である。
チェックインからロビーとは別の部屋に通され、滞在中の朝食、午後はケーキやクッキー、夜にはカクテルまで無料で頂ける。

残念なのはカクテルタイムが18時~20時と短く、微妙な時間帯であること。
夕食との調整が困難で、結局1度も利用せずに終わってしまった。20時から2時間にしてくれれば、夕食後に流れることもできただろうに。

その分を取り返すようにティータイムには頻繁にお邪魔させてもらった。
クッキーやチョコレートなどは同じ物が常備してあるが、ケーキは日替わりで毎日行っても楽しい。そして美味しい。
1つ1つは小振りだけど、もっと大きいサイズにしたら、お菓子屋でいい値段が付きそうなレベルのケーキである。

サービスは自分が気付いた限りでは申し分ない。
自分の名前を伝えたのはチェックイン時の1回のみで、以降はホテル側から名前で呼んで頂けたり、チェックアウト後も、時間に余裕があるかどうかを尋ねた上で、ラウンジで飲み物を勧められたり。
言葉や仕草の中に、マニュアルに忠実に過ぎない柔軟で細やかな対応が窺え知れ、たいへん好感を持った。

朝食は和洋別々の会場になっていて、種類は少ない。ちなみに、ラウンジは洋食でメニューも洋食会場のそれとほぼ同じ。
レストランは和洋と鉄板焼きの3ヵ所とロビーラウンジ(クラブラウンジとは別物)が1つ。
ディナーとして和食を利用(飲み屋代わり)。ルームサービスでカレーライスも頂く。どちらもとても美味。特にカレーは料理の美味しさが伝わってくる、ただ辛いだけの粗末なカレーとは次元を異にした、ジャパニーズ・ライスカレーに相応しい逸品だった。

唯一最初から最後まで慣れなかったのが、車の出入庫サービス。
シティホテルでたまに見るサービスだが、ちょっと出掛けるにも車を出して下さいと申し出るのは気が引けると言うか、面倒臭いというか。丁寧に送り迎えしてくれるので、ことさら余計な手間を掛けさせたくない気に多少なりともなってしまう。

ホテルでは従業員との接触は最小限で、自分の家のように寛げるとこがいいと思っていたけど、たまには至れり尽くせりなVIP気分で過ごすホテルもいいものだと思わせてくれるホテルであった。


帰宅から数日後、ホテルから封筒が届きました。
中には絵葉書に手書きのメッセージ。

この1枚だけでもホテルのハイレベルなサービスが窺い知れます。
那覇市内でホテルを探すことがあれば、またここを選んでしまいそう。
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