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とある人生の一端
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丁度Ⅰ~Ⅲだけやっていなかったので、これ幸いにと購入してみました。
それぞれファミコン版とスーパーファミコン版の2タイプずつできるようになってるけど、取り敢えずスーファミ版のクリアを目指しますか。

まずは順番通り『Ⅰ』からスタート。
主人公の名前入力から時代を感じさせますねー。
「ぁ」とか「ぃ」は存在しません。

そして、やったことないのに、何だか懐かしい主人公と王様との対面。必要最小限のゲーム画面。
主人公はいきなり世界平和の為に旅立つことが確約しています。

人に話し掛けようとしたら、相手にナイスなタイミングでそっぽを向かれて空振りし、そんなつもりもないのに足元を調べちゃったり、人一人分しかない狭い通路に進入するのに、両脇の壁にガツンガツンぶつかったり、兵士や村人にディフェンスされたり。
よくぞここから現在の快適なゲームに進化したものだと感心させられますね。

こちらに仲間はいませんが、敵もタイマン勝負しかし掛けてこないので、余程悪いタイミングで遭遇するか、強敵でもない限りそうそう負けませんね。
怖いのは数で圧倒されることですから、それがない雑魚戦は恐れるに足りません。

1回だけ死んじゃったけど、特に躓くことなく竜王撃破まで辿り着けました。
戦闘前のスカウトが感慨深い。いえ、やったとことないですけど、このシーンが『ダイの大冒険』で再現されていたのを読んでいたものですから「ああ!これこれ」と。

しかし、ドラクエの基本は第1作目からほとんど出来上がっていたと見えて、戸惑う場面はセーブくらいでした。
無理にラダトームに戻ってセーブしようとしないで、中断機能を使えば良かったのね。

ところで、最初に王室から出るのに、使い捨ての魔法のカギを使わせるのはどうでしょう。
アンタ(王様)が行けって言ったのに、そこは素直に通してくれてもいいんじゃないかと。そもそも入室した時はどうしたのかと。

まぁ、チュートリアルの意味もあるのでしょうが、なんか納得できない旅立ちでした。
そういう理不尽な設定も含めて、その時代のゲームらしさが窺い知れます。

『Ⅰ』はその後のシリーズに比べるとマップがコンパクトで、またミッションも少ないので、割合あっさり終わってしまいましたが、この後『Ⅱ』『Ⅲ』も控えてますし、まだしばらくは遊べそうです。
そう言えば、特典映像として最新作の『Ⅹ』をチラッと見ることができます。オンラインですってねぇ。

・・・うーん、どんなのが出来上がるのかまだ全然分からないから、コメントのしようがないけど、折角節目のタイトルなんだから、原点にかえったら良かったのにと思わないでもないです。
時代に合わせたような『Ⅸ』はかなり売れたし、たいそう話題にもなったけど、ゲームとして抜群に面白かったかと言うと、そうでもないですしねぇ。

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