祖父が亡くなりました。
一足先に旅立った我が家のワンコが唯一友達と呼べる存在だった、などと言うと妙な誤解を与えそうですが、家族・親戚間で割合良好な関係を築いていると思う一族にあって、ちょっと孤独な人という印象です。
自力で車を運転し、自分の畑を1人で耕すその年齢らしからぬ体力と平常心を持ち合わせており、多くを自力でやってのけた後、2ヵ月ほどの入院生活を経て永眠。
ワガママで入退院を何度か繰り返した以外は、周りに迷惑を掛けることもしなかった辺り、最後に受けた印象は「立派な人」。狙ってできることではないだけに、一同感心にも似た思いを抱いているところです。
こういう時だけ死後の世界を信じるのも卑しい気がしますけど、ワンコをよろしく頼みます、と最後のお願いをすると共に、お疲れさまでしたと労いまして、お別れの言葉とかえさせて頂きました。(誰が入れたのか、棺にはワンコの写真が)
近くの小さな斎場で、家族・親戚だけのささやかな送り出し。
葬式なんて形だけのものと思っていたけど、祖母にとってはなかなか会う機会の無い生家の家族や親戚と顔を合わせられて、不謹慎ですがいい機会になったのではないでしょうか。
何処かで聞いたような気がする、葬式は生きている者の為にやるもの、という言葉の意味がよく解かるお通夜でした。
線香の火を絶やしてはいけない、という訳で、斎場で番をする役を仰せつかい、只今それ用の部屋でモバイルPCを使って暇潰し中です。
番をすると言っても、蚊取り線香のようなぐるぐる巻きの線香の火が、1晩やそこらで消えるとは思えないのですが、ここも気持ちの問題でしょうか。
部屋には液晶テレビもあるし、風呂もある。おまけにけっこうキレイ。
たまに様子を見に行く以外は、ちょっとした旅館に宿泊しているのと大差ありません。
とは言え、やることも無いのに、いつまでも起きているというのはヒマですなぁ。
気合いがあればDVDプレイヤーや、Wiiを持ってきたのだけど・・・と書いたところで、このPC使ってDVDの映画2~3本見れば、数時間なんてあっという間だったと気付きました。
もうリラックススタイルに着替えちゃったし、雨降ってるし、取りに帰るのも面倒くさいなぁ。あ~あ。
あ、そう言えば、礼服買いに行ったショッピングモールで、ベッキーの頭部を見ましたよ。
何かのイベントでサイン会か握手会があったみたいで、そこをたまたま通り掛かった次第です。
何故か四方を壁に囲まれた簡易小部屋でやってたので、上の階からぴょこぴょこ動く頭しか見えませんでした。