ドラクエⅧ。いよいよ終盤です。
1つのものにハマると他が疎かになりがちでイカンです。ゲームなんかは普段全くと言っていいほどやらんので、その反動からかより顕著に表れます。
って、前にも似たようなことをどっかで言った気がするな。
毎回そんなんなんだね。
前回、ストーリー重視だとか言っておきながら、微塵も触れなかったので、おさらいのつもりでよく考えてみましょう。
今現在把握している限りで情報を整理すると、
むかしむかし、偉くてスゴイ7人の賢者が、とある大悪党を杖に封印する。
時は流れ、悪い道化師が杖の封印を解こうと、賢者たちの子孫を次々と殺め、その中で主人公が仕える王と姫君が、呪いで綺麗な白馬と醜いモンスターに姿を変えられてしまう。
主人公と王、姫君は、それぞれの理由で目的を同じくする3人の仲間たちと共に、道化師を討ち滅ぼし、呪いを解く旅に出る。
というのが前半の流れのはずです。ちょっと違うかもしれませんが、大体こんな感じ。
しかし、道化師を亡き者にしても呪いは解けず、意志を持った杖が次から次へと宿主を替えては、子孫撲滅を果たしてしまう。
そうして遂に封印は解かれ、大悪党は復活してしまうのだった。
というところです。
(で、只今復活されちゃったところに入りました)
物語は、道化師の情報を持っているであろう者(賢者の子孫だった)が殺害されていたところから始まります。
Ⅴでもお父さんが殺されてしまうストーリーでしたが、今回はもっと血生臭い印象。殺人事件は行く先々であり、中には主人公たちに良くしてくれた人が目の前で殺されてしまう場面もあります。
杖で刺殺ってのが生々しい。(きっと先端はナイフのように鋭く尖っているのだろう)
そして、町や有名スポットに出向く度に殺人事件。サスペンスです。
と、この連続殺人事件(放火もやってる)以外は、今のところ取り立てて特徴付けるものはありませんでした。
(アタシが最後までやったと言える)Ⅳ・Ⅴと比べると薄味な気さえします。
ゲームのストーリーはいつも大まかなところしか見てこなかったのですが、よくよく考えてみると知り合って間もない人間からの依頼を安請け合いしたが為に、毎度毎度命を危険にさらす結果になってしまい、後悔の連続じゃないでしょうか。時には断ることも必要だと思わせます。
Ⅷの主人公は当初から特別な存在感的オーラを漂わせていますけど、世界滅亡の危機に何の迷いもなく立ち向かえるほど、それを自覚しているのでしょうか。少なくともプレイヤーはしてない。
その辺りはこれから明らかになっていくのでしょうが、今のところ「これからどうしたらいいのか分からない…」と嘆く町人Aと一緒になって頭抱えてても、誰も文句を言えないでしょう。
主人公のメンタルの強さに気付く反面、思慮の浅さが窺えてしまいます。
キャラクターデザインは相変わらず皆さん可愛らしいですね。
何をすればいいのか分からなくなっているモンスターには、一太刀入れることを躊躇うほどです。
あ、そうそう。プレイ中、ミスター・サタン系統の人間に2人も出くわしました。ここはドラゴンボールを愛する者としてはニヤリの場面ですね。
それと、前回でもちらっと触れた、モンスター同士の戦いの場、モンスター・バトルロード。
最高クラスであるランクSで壁にぶち当たりました。それまではスムーズに勝ち進んでたのですが、最後の最後で…。
ランクはA~Gと後に現れるSの8つ。
ルールは世界各地で集めてきた選りすぐりの3匹のモンスターを出場させて勝負。それを3戦連取でステージクリア。
受けたダメージ・症状は次の試合でも引き継ぎ、3匹全滅でゲームオーバー。
こちらからモンスターに指示することも、回復など戦闘を補助することも不可。(これが厄介)
同じメンバー・同じステータスで挑戦しても、3戦目(決勝戦)の一騎打ちまでこぎ着けた回もあれば、2戦目でまるで相手にされず全滅した回もあり、勝ち取るには運も必要であるようです。
ベホマスライムがベホマさえ積極的に掛けてくれたら…!あのクラゲは郵便物を受け付けない郵便ポストくらい役に立ちません。
と言うか、自分が今際の時を迎えようとしているその時に、回復は愚か攻撃にも参加せず、何もしないってのはもう全てを諦めているとしか思えません。
その手に窮地を打開する切り札が残されていながら動かないだと。生きる気がないのか。
モンスター・バトルロードは自分が戦う以上に心臓に悪いです。何度天を仰いだことか。
さあ、エンドロールは目の前だ。
けど、ちょっと冷静になってきたので、これからはスピードダウン必至です。