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とある人生の一端
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何処かに「ネコの島」と異名を取る島がありましたが、千葉県にあります鋸山はもう少しで「ネコの山」と呼べそう。
「ネコの島」ほどじゃないと思いますけど、ここの山頂にネコがいっぱいです。

山の何処に行ってもネコに出会えれば、もっと声高らかに「ネコの山」と呼びたいのですが、残念ながら山頂のみに集中している模様。でも、いっぱいです。
ロープウェイであっという間に山頂に行けますので、ネコと山が好きで、近くを通ることがあればおススメできます。

PA070988.JPG





標高329mとかわいい高さの山ながら、山頂からの景色は329m以上の絶景。(生憎の曇天だったけど、晴れてたらもっと良かったはず)
だけど、展望台以外にも色々と見所があることだし、折角なので少しくらい見て回りたい。

という希望を叶える為には、山の各所にある駐車場や、山頂に設置してある関所で、600円也を支払います。ちょっと高いよね。
一応、日本寺の拝観料という位置付けなのだけど、山全体が寺という解釈なのか、山の何処から入ろうとも、この料金が発生するのです。

ロープウェイを利用すると、運賃+拝観料で、ちょっとした立ち寄りスポットとするには看過し難い出費になり、2~3ヶ所だけ見て帰る、という選択はとても勿体無い気にさせられます。
しかし、見所は山頂、中腹、ふもとと至る所にあるので、全部見て回ろうとすると、それは即ち登山道を一周することになる。もう立派なハイキングです。

ちょっと寄って行くつもりが、ロープウェイの往復運賃+拝観料で想像以上の金銭的打撃を受け、1ヶ所でも多く回ろうと無駄にがんばってしまい、後半は汗だぐ、脚ガタガタ。
結局、中腹にあるデカイ大仏を見たところで時間も精根も尽き果て、山頂のロープウェイ乗り場へ戻るという、よく分からないコースを歩いてきました。

最初から山登りするつもりで入れば、見るもの豊富で楽しいかもしれませんけど、そんな覚悟もなく、迂闊に支払額の元を取ろうなんて考えると痛い目に遭います。
しかし、追徴金600円はどうだろう。ロープウェイ利用者は込み価格で、拝観料免除とはいかないものか。

とは言え、山頂の満足度は高く、回るエリアもほどほどに留めておけば、終始楽しくいられることでしょう。600円に翻弄されたなぁ。
あとで調べてみたら、ふもとの方がお寺っぽい雰囲気で、山頂の景色と合わせて必見だった気がする。

PA070935.JPG







山頂に居たネコさんたち。

じゃれ合う2人のネコさんと「余所でやってくれねぇかな」と言いたげなネコさん。

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