手の平の脱皮が末期へと向かっております。
もう10年以上こんな感じなので冬の風物詩程度に思っていますが、初めて見る人はなかなか衝撃的らしく、会社のとある同僚にはただちに皮膚科へ行けとしつこく言われたりして、改めてこいつと向き合ってみようかなと考えているところです。
皮膚科へは2~3年前に1度行ってみたのですけど、めちゃめちゃ混んでたこともあってかえらくぞんざいに扱われ、ただでさえ苦手な病院がますますイヤになった上、もらったハンドクリームもさほど効果が見られず、無駄な金と時間を使っちまったぜ、だったので、病院は替えるにしてもまた行くのはかなり抵抗があったりします。
取り敢えず、正体と原因くらいは知っておきたいと思い、手軽に勉強できるネットで探してみました。
って言うか、今まで全くこの案件について検索を掛けなかったことに気付いて、アタシ自身よっぽど軽視してたんだなと思い知りました。
「手の平」「皮」「乾燥」と3つ単語を並べただけでも、思った以上に似たような症状に悩まされている人が存在することを知り、初診のくそじじい、じゃなくて先生の「あ~よくあるんだよ」がいい加減じゃなかったらしいことが分かります。
おつりをもらう時なんかがちょっと恥。とか、そうそうそうそうと思うエピソードに、同志を得たりというところです。
その初診ではなんて診断されたか、さっぱり覚えていないんですけど、調べたところでまず疑われるのは、汗疱状湿疹(カンポウジョウシッシン)。
症状はまさにと言いたいところですが、春・夏に悪化して秋になると軽快することが多い病気らしいので、なんか違うような。むしろ春・夏は絶好調で秋が深まる頃からヤバくなるよ?
汗疱と同じくらい見受けられるのが、白癬菌(ハクセンキン)による感染症。ご存じ水虫です。
水虫=足、という印象がありますが、実際は手の平や頭、太股と色んなところに感染するらしい。感染し易いのが足だというだけ。
だとしたらこの10年余りの間、かなりの人に多大な迷惑を掛けていたことでしょうが、これもまた菌の好みが高温多湿ということから、梅雨から夏に悪化するらしいので可能性は低そう。
う~ん。じゃあ何なんだ。だんだん飽きてきたぞ。
他にも幾つか名前の出てきたものを追及していったのですが、何処かしら相違が出てきます。
冬限定で発症するという人もちらほらいるんだけど、正体も原因も突き止めることなくいつの間にか治ったり、全然治らず何年も過ごしてたり、さっぱり見えてきません。
総じて、医者でも判断が別れること。かなり治り難いことは共通しているようなので、予想通り厄介な症状のようです。
専門家が診ても判断に迷うようなもんを素人が正解を得るのは難しいし、適当な断定で間違った処置を施すのは危険でさえありそう。
ということで、選ぶ手段は再度病院に行くか諦めるしかない。
じゃあ、諦めよう。
って、判断を焦るくらいダルくなってきたぞ。
超有能な先生のいる皮膚科があれば別だけど、運任せで当たってみてダメならまた病院を替えて、なんて面倒臭い作業を繰り返すくらいなら諦めます。第一そんな根性は全くありません。
脱皮だけならウザったいだけなんだけど、皮が無くなった分だけ耐久力が下がって簡単に出血するのが難点なんだよな。
周りの人間によさそうな皮膚科を知らないか、聞いて回ることくらいはしてみましょうかね。あー面倒臭い。