たまたま出向いた先に置いてあった『3DS』を触ってきました。
使用ソフトは『スーパーストリートファイターⅣ 3D EDITION』と『戦国無双 Chronicle』の体験版。
どちらも馴染みあるシリーズなので、操作方法やゲームシステムはよく承知しております。
どの程度3Dなのかと疑って掛かりましたが、想像より立体感の表現はできている印象です。通常表示から3Dに切り替えると、その違いは一目瞭然。
ただ、手前のものが飛び出して見えると言うより、背景に奥行きがあると言う方が正しいかな。
それでもメガネ不要で、新感覚のゲームができることは一定の評価を下すべきでしょう。
画質もかなり良くなっています。音質は・・・周りがうるさくてよく聴こえませんでした。
画面サイズはもっと大きくしてほしいな。ソフトにもよるんでしょうが『戦国無双』は見難かったです。
携帯性はある程度妥協していいから、4型以上でどうか一つ。
それと『3DS』専用ソフトの場合、駆動時間が約3時間~5時間というのは短過ぎるんじゃないかな。
外に持ち出すことを考えると、ちょっと心許ないよね。
かなり嬉しいのがスライドパッド。『PSP』や『PS3』で言うところのアナログスティックですか。これいいな。
アクションゲームは勿論、RPGなどでキャラクターを移動するにも、十字キーだけでは辛いですもんね。左側に1個だけでも、あるのと無いのとでは操作性に雲泥の差が生まれるはずだ。
とまぁ、買う気も無いのにけっこう楽しめました。
ところでこれ、いずれは『3DS』が本流になるなんてことがあるのかな。
『PS3』も出始めの頃は物好きの嗜好品のような立ち位置で、そのまま消滅してもおかしくないくらい細々と生きてたのに、今や先代『PS2』を絶滅させてますからね。
もっとお手頃価格になって、注目を集めるソフトが登場したらどう転ぶか分かりませんよ。
とは言え、仮に『DS』と言えば『3DS』を指す、なんて時代が訪れるとしても、ずっと先の話でしょうし、その頃にはアタシの手元にあるピッカピカの『DSiLL』もくたびれてきてるだろうと予想しているのですが、どうでしょう。
一般家庭で3Dを楽しむには、まだ時代が若過ぎると考えているんだけどな。