日頃から無駄遣いは控えているつもりでも、プライズゲームにはついつい誘惑されることが多いです。
特に昔からUFOキャッチャーに代表されるクレーンゲームでは、欲しいと思ったものが上手く取れないと、狂ったようにコインを投入し続けてしまいます。
いざ手に入れてみると、本当にこれが欲しかったのかと自問する場面も少なくなくて、この手の景品はリサイクルショップやネットで、ずっと確実に簡単に(プレイ内容によっては)安く手に入ってしまう世の中なので、尚更無駄遣いした気が治まりません。
プライズゲームについて語っているサイトなんて覗くと、一定の実力を自負しながらも、本当に欲しいものは買っちゃうよ。買った方が早いもん、と言い切っている人もいる辺り、このゲームでは数百円程度試しても取れず、それでも欲しいなら買いなさいというのが賢明な付き合い方だと思わされます。
そうは解っていても、もしかしたら次いけんじゃね?とまるで根拠の無い希望を無責任に抱いてしまうのです。
投じた金額がそこそこになると、ここで購入に流れたら今までの苦労と犠牲は何だったのかと、これまたろくでもない思いが込み上げては、更なる犠牲を払ってしまうこともしばしば。
これにも熟練者は言及していて、同じやり方で取れないものは何度やっても無駄なので止め時を見失ってはいけない、と仰られています。アタシなどは反省すること仕切りです。
実際、極悪な設定で上級者でも簡単には取れないような台もあるようなので、それらを見極められる目と自制心を鍛えていかねばならないらしい。
実体験でも、ある店の台では何度も何度も討ち損じた景品が、別の店の台では1撃で討ち取れたという例もありまして、何ともやり切れません。
購入という選択に二の足を踏むようなら、せめて店と台を替えることくらいはしてみるべきかもしれませんね。
ここでようやく本題なんですが、写真のアルパカのぬいぐるみ獲得に臨んで、大敗を喫したというお話です。
再入荷もあってかなり長い期間ゲームセンターに置かれていたはずだから、見掛けた人もいるかと思います。
これが欲しくて何度挑戦したことか。全く相手にされなければきっぱり諦めることくらいできると思うのですが、アタシがチャレンジしたその台(写真のとは別のとこ)では割と取れてしまうらしく、店内でアルパカを脇に抱えている人を数回、目の前で獲得されるのも2~3回目撃。
更にはその店に行く度に確実に数が減っているのも確認できてしまったのです。
この店の台はいけるぞ。そう思ってしまったのが全ての始まりでした。まぁ、想像通りです。
景品も台もビッグサイズなので、アームが3つあるタイプがほとんどなのですけど、これをアルパカのどのポジションに持っていくのが正解だったのか未だに分かりません。(だから取れてないんだけど)
あんなにいっぱい置いてあったアルパカも、今や見掛けることも少なくなってしまいました。
そんな中、見付けてしまってどうしよう。取り敢えず撮影しよう。で、この写真です。
散々痛い目見たので、1回限りと心に決めて挑んでみましたが、撃沈でございました。3センチくらいしか浮上しなかった。無念。
手に入ったとしても、何処に置くんだとか、ホントに欲しいのかとか、考えないでもないのですが。
ちなみに、とあるお店の販売価格は3500円でした。これは高いな。
他人が100円で取ってるのを見ちゃいましたからね。大抵の景品は1000円前後で手に入るものだと思ってたけど、これは諦める方向で進まざるを得ませんね。
って言うか、本当に欲しいと思ってるのかな。オレは。