・ステーキハウス みはし
外観こそ、大きな台風か地震でもくればたちまち崩壊しそうな危うい建物でしたが、内装は如何にも田舎らしい、でも気軽に入れるステーキハウスを演出していました。
店内には有名人のものと思われるサイン色紙が並んでいて、よく見ませんでしたけど、加賀まりこと陣内孝則の名前は確認。
その筋の方々には有名なお店なのかな。
オーダーしたのは、とちぎ和牛のテンダーロイン(ヒレ)。
厚い肉厚でありながら柔らかく、脂っこさを感じない、これぞヒレというステーキでした。
先月食べた仙台牛のサーロインと単純に比べられるものではないと思いますけど、脂がない分あっさりとしていて、ガンガン食べられるとちぎ和牛のヒレは確かに美味しかった。きっと脂が苦手な多くの人に好まれるステーキでしょう。
ですが、やはりアタシは脂が好きなのか、仙台牛サーロインの方が好みです。
いつもサーロインだったので、たまにはヒレをと選択したものの、仙台牛と同じ土俵で競わせてあげたかったとちょびっとだけ後悔しました。
その夜、ホテルの夕食に出た焼きしゃぶの肉(とちぎ和牛かどうかは不明)は綺麗なさしが入った上質な牛肉で、とちぎ和牛ヒレよりずっと脂っこいけど、やっぱ牛肉はこうでなくちゃねと勝手に納得したものです。
余談ですが、ホテルのシェフ(料理長にしてはやけに若い)がテーブル1つ1つに最上級の笑顔で挨拶して回っていたのが印象的でした。
このレストランで夕食が取れただけでも、あさやホテルを選んだ甲斐があった気にさせます。
金谷ホテル系のカフェ。いろは坂を登り、飲食店や土産屋が並ぶ通りを抜け、中禅寺湖の脇にあるログハウスのお店です。
一押しの百年ライスカレー(ビーフ)を頂きました。
カレーにしてはやけに甘い、と思いきや、後から程よい辛みが舌を刺激するカレーです。
辛いのが苦手なアタシでもガツガツ食べられます。ビーフも絶妙な柔らかさ。美味い。
値段がホテル価格なので、安いとは言えませんが、それくらい出してもいいじゃないかと思えるカレーでした。
ケースに並んだケーキも美味しそうで、腹に余力があったらコーヒーと一緒にオーダーしたかった。
またしても余談ですが、このお店がある一帯になると気温はめちゃめちゃ下がり、上着を持って行かなかったことを非常に後悔しました。しかも天気悪くてねぇ。
旅慣れ、と言うか、山慣れしてねぇなオレ、と反省。登山家でもいたら小一時間くらい正座&説教を食らいそうな装備でした。