つなビィの方だけで済ませるつもりだったけど、収まり切らないのでこっちでもグダグダほざいてしまおう。
PS2版の三國無双5をやってみました。
印象はかなり悪。
4までと比べて大きな違いは
・キャラクターデザインを変更
⇒せっかく定着したデザインを替えちゃったのも、PS3で新たに出陣させる意気込みあってのことと察するけど、結局PS2でも出しちゃってなんだかなぁって感じ。まぁ新鮮ではあるので、必ずしも改悪と言い切れるものではない。
・ステージ&キャラクターを一部リストラ
⇒けっこう好きだったキャラまで首切られちゃったのは個人的にとても残念。無双モード(本編)でも使用できるキャラが限られているのもかなり不満。
・動きが鈍い
⇒このシリーズは何作かやってるけど、今作はダントツに動きが鈍い。移動速度から攻撃に至るまで、何もかも鈍い。だからやっててイライラするよ。その割にカメラはよく動き、容易に相手を見失う。移動速度が鈍いのは致命的で、かなり育てた騎馬がいないと個人戦で勝っても団体戦で負けるケースが多発。
・攻撃が地味
⇒□ボタンが弱攻撃、△ボタンが強攻撃、○ボタンが必殺技、という割り振りこそ変わらないものの、技の数は絞られ、全体的に威力の減少、見た目の地味さが窺える。
・難易度高め
⇒あくまでアタシの印象だけど、全体的に難しくなったように思う。移動速度云々でも言ったけど、単に敵が強いのなら「レベルを上げてアイツを超えてやるんだ」という気になるけど、このゲームで最も悔しい負け方である、味方大将の敗走だの本陣の陥落だの、こちらが元気いっぱいの状態でチームが敗北するというケースが絶望的に多い。力だけじゃなくて頭使って戦略も考えろよ、という意向なのかもしれないけど、そんな要素このゲームには全然求めてないので余計なことはしないでほしい。
・ディスク2枚使う
⇒PS3からPS2に移植する上で、最大のネックになったであろう問題に、ディスク2枚にして切り抜けたのはどうかと思う。PS2のソフトでも稀有なタイプだと思われるが、面倒この上なし。
・総じておもしろくない
⇒これに尽きるんだけど、このゲームでこんなストレスを感じながら遊ぶことは想定してなかった。アタシの思う無双シリーズは、初心者にも優しい操作で敵をばったばったと切り伏せる爽快感がこのゲームの売りであり、ストレスとは縁遠いゲームであったはずなのだ。どうも今作はその方向性をやや変えてきたと見える。この点で、少なくともアタシには魅力を著しく損なうゲームに成り下がってしまったと言えるのだ。
これらの思いは、これまでのシリーズを通してやってきた人ほど強いらしく、同じような箇所で不満に感じていることでしょう。
5は無双シリーズと、似て非なるものになってしまったのです。
簡単にばったばったとできるから飽きるのも早いのですが、その短い期間は本当に楽しいのよ。
その短い楽しみさえ感じられない無双は無双ではないのだ。
通例なら、キャラ・ステージを全部出して一通り試してから飽きるのですけど、今回はその前に飽き切って、中古屋の買い取り価格が安定している今の内に売ってしまいそう。
「もしかして」とは思ってたけど、車検が近付いているみたい。
嗚呼・・・。