イヤホンもここいらでいいやつを買ってみよう。
と思い付き、選んだのが最近出てきたSHURE SE530の後継機、SE535というやつ。
ヘッドホンに興味を持ち始めた頃からSE530は気にはなっていたのですが、大昔に安物のカナル型(耳の穴に突き刺す耳栓タイプ)を試して、付け心地の悪さにあっという間に決別した苦い思い出があり、以来イヤホンはインナーイヤー型(昔からよく見掛けるノーマルタイプ)を選んできました。
だけど、インナーイヤー型も耳が痛くなったり、装着感はよくなかったのよね。すっかりヘッドホンに慣れたこともあるだろうけど、イヤホンはちょっと苦手です。
と言っても、ヘッドホンを持ち歩く気にはなれないので、何かしら仲良くできるイヤホンが必要だ。
んで、やっぱり気になったし、新型が出たのを機に騙されたつもりで買ってしまったよSE535。
けど、実はその前にSE530を別のお店でネット注文したんだけど、入荷にひと月掛かると言われてひたすら待ち、期日になっても音沙汰無し。
メールで問い合わせても返事がもらえず、数日後に何の連絡も無くキャンセル扱いになってました。
安さに惹かれて選んだのが間違いだったな。
お店のレビューを見たら「対応が遅い」「メールしたけど返事が無い」といった不平不満がわんさか出てきた。中には詐欺紛いの請求までされたって人もいたぞ。
稀に対応の悪さに不満を持つお店と出会うことはあるけど、待ち続けた挙げ句、一方的にキャンセルというのは初めてかも。
ここは格別に大ハズレだったなぁ。キャンセルできてよかった気さえしてくる。
おかげで待っている間にSE535が発売されて、どうせなら新型を試そうという気になれたのですが、溜めたポイントを全投入しても、当初の予定より高い買い物になっちゃったさ。
困ったもんだ。
デザインは旧型の方がまだよかったかな。
スケルトンも嫌いだし、装着すれば隠れる裏側にとは言え、機種名がデカデカと刻印されたロゴにはセンスを疑う。
色はブロンズとクリアの2色だけど、スケルトン丸出しのクリアは受け付けませんでした。と言っても、ブロンズも大歓迎という訳じゃなく・・・。
まぁ、見慣れたらなんてことはない要素だけどさ。
そんなことよりも困ったのが耳への装着。意味が分からんぞ。
独特な装着方法と知って、自分なりにイメージトレーニングを積んできたつもりだったけど、いざやってみると軽く混乱。これは練習と慣れが必要だな。
正しく装着してしまえば、これまで使ってきたインナーイヤー型のように耳が痛くはならないので、長時間の使用もそれほど苦にならない予感。
ケーブルはちょっと長過ぎ。1.6mだったかな。
家で使う分には全く問題にならないですが、多くは外に持ち出して使うでしょうから、長けりゃ長いだけいいってもんじゃありません。
音は満足。今まで使ってきたヤツより断然いい音出してくれるので、目的はクリアです。
イヤホンでもこんな音出せるんだなぁ、と感心し切り。
これでもう、ヘッドホンもイヤホンも新しいの買わないで済むぞ。って言うか、もう買いたくないぞ。
ちなみに、別のお店でお願いしたSE535は、注文の当日に商品出荷のメール、翌日にはもう届きました。
これだよ。これがネットショッピングに於ける健全な店舗の対応だよ。
事前に断りがあれば別だけど、2~3日で手元に届くことが望ましい
イヤパッドを予め指で潰して、元の形に戻る前に耳の穴に突き刺す。
位置調整をして、もう片方も同様に突き刺して調整。
そこからケーブルを耳に掛けると、アタシの場合は今のところ最速で装着できます。
今まで使ってたインナーイヤー型と比べるとやや面倒だけど、難しいとは感じないな。
初めて対面した時はちょっと不安を覚えたが、長く付き合っていけそうな予感。
装着すると耳栓をしているような状態になるので、これで音楽聴きながら飲み食いしたりすると、物がのどを通る音とか驚くほど響いてちょっと気持ち悪いな。