今週はやけに疲れる一週間でした。久しぶりの肉体労働がちょっとしたスポーツでいい気晴らしになったと思えるほど疲れた。
昨年末からガンガン人が抜けている我がグループですが、また今月去る人が2人。
その内の1人の仕事を比較的ヒマのあるこのワタクシに回そうという至極自然な結論に我がグループは達したのです。
その結論には納得せざるを得ないと言うか、ヒマな時間はこちらとしても参ることが多かったので、本音としては多少の負担はウェルカムでした。
が、フタを開けてびっくり。引き継ぎ計画練ったヤツ、頭おかしいんじゃないか。
例えるなら、自転車で月まで行って来いと言っている。
それが言い過ぎだとしても、今まで定員5名の車に3~4人乗っていたところで、もう5~6人乗せてくれない?とか言っている。どちらにしても無茶。
アタシの任務はかなり不安定で、魂が抜けるほどヒマな日もあれば、冗談も通じなくなるほど忙しい日もあるのです。
そんな忙しい日は先の定員の話で言えば5~6人既に乗っている状態。なのにまだ乗せたいらしい。
最初に話を受けた時から周りの人間が諦めムード一色だったのは気になっていましたけど、一通り作業をレクチャーしてもらい大いに納得しました。こりゃ無理だ。
引き継ぐ仕事だけでも満足にこなせる自信がないのに、当然今までやってきた仕事もこなさねばなりません。たぶん、いやきっと毎日会社に寝泊りするくらい動いても、その全ての仕事を捌くのは不可能です。気合いが足りないとか精神論じゃなくて、物理的に不可能。そんな子供騙しでやる気になれるほど素直にできてない。
周りの人たちも無理は承知らしいので、ダメならダメで言ってくれていい。でも、やる前からそれじゃ困る。
みたいなこと言うんですけど、無理と分かっていながら実行に移す行為は時間の無駄だと思えて仕方ない。それなら全く未経験のアタシにぶつけるより、専門分野の人にやらせる方がずっと可能性は高いんじゃないか。ってか、元々アンタらの仕事だろが。
今の作業内容は、仕事として楽しいとは思えませんが、やっとこさ慣れて多少の余裕が出てきた仕事ですし、何より直属の上司が実に合理的な考えの持ち主で、できる範囲以上の仕事は決して投げてきません。これまでアタシが職場としてはたいへん居心地よくこの会社に居られたのも、この人の功労が大きく影響していると理解しています。
こちらとしては完璧とは言えずとも、恩義のある人に納得してもらえるだけの仕事はしたいですし、そうあるべきだと考えていますが、このまま何の改善もなく進めば、間違いなく支障をきたすでしょう。優秀な人ではあるけど、こちらの分野の人間だって人が抜けに抜けて、実質アタシとその上司だけでやりくりしてんです。これじゃ共倒れだって否定し切れない。
タイミング悪くその上司は韓国に出張中で、たぶんアタシの身に降りかかっている惨事とその規模を存じていないでしょうけど、是非ともご意見を拝聴したいです。そこでもうキミ要らないと言われれば仕方ないですが、そうでないなら引き継ぐ仕事量を納得できる範囲に縮小してもらわねば困ります。
前任者や他の理解ある先達が味方になってくれていることが唯一の救いだけど、どんな手を使っても誰かが泣きを見るんだろな。
もう時間がないよ?人が抜けるのは何ヶ月も前から分かってたでしょうに。
なんかどっかの政府並にノロマな対応だな。