とうとう禁断のSENNHEISER HD650を購入してしまいましたよ?(←)
アタシの中では「孫悟空」と呼んでいるHD595と、ひと月前のヘッドホン探しで最後の最後まで候補争いをしていたのがこのHD650です。アタシの中では「超サイヤ人」。
先の旅行でお金が余ったら、銀行に戻さずコイツを買ってしまおうという密かな野望が実行に移されたのでした。
(以後親しみを込める目的で「孫悟空」「超サイヤ人」と呼称します)
名付けた名前の通り、全体的に「超サイヤ人」の方が上回り、値段は「孫悟空」の約2倍。
音質以外の弱点も幾つかあり、値段が値段なので「孫悟空」に取り敢えずは落ち着いていたのですが、天使の心を持った超優しい友人がアンプくれると言うので余裕がある錯覚を起こしているうちにやっちまおうと要らぬ考えが働き、気が付けば「超サイヤ人」がウチに居ました。
デザインや安っぽい作りはやっぱり気に入りませんが「孫悟空」よりは幾分マシ。側圧が強いけど、使い込んでいるうちに適度な強さになってくれそうな作りなので、今は我慢です。
この強い側圧のせいか、装着感に定評のある「孫悟空」より「超サイヤ人」の方がいい気がしています。ちょっと軽いのも影響してるかも。ただ、まだ長時間の使用は顔のサイドが痛くなる。
それから「孫悟空」では固かったコードが柔らかくなってくれたのは嬉しい変化です。
インピーダンスが300Ωと高いですが、i Podでも最大近くまで音量を上げれば十分出ます。
音の傾向は近いと言われていますが、確かにそんな気がしますね。ある程度想像はしていましたが、現在の粗末な音楽環境では「孫悟空」と「超サイヤ人」に大きな音の差は感じられません。音質に限れば、価格2倍の差が正しいかはまだまだ疑問です。
気のせいレベルでもいいなら「超サイヤ人」の方が楽器を楽器らしく鳴らしている感じはしますし、曲によっては多少の違いが判ります。これ以上の違いは、天使が与えて下さるアンプの力によって更に明確になると信じています。と言うか、与えて下さることを信じています。
共に低音寄りと言われていますけど、アタシはこの低音よりの鳴らし方は好きなんじゃないかと思います。だからどちらも気に入っていると言えばそうなりますね。
まぁ「超サイヤ人」の導入で「孫悟空」の立場が危うくなっておりますが、付属品のスタンドは「超サイヤ人」に受け継がれ大活躍してます。嗚呼。
微塵も関与しませんが、会社の昼休みに外でギターやらウクレレやら弦楽器を弾いている変な人がいるのですけど、その変な人が今日初めて打楽器を手にしているのを目にしました。左右の手でパコパコ叩くアレ何だ。名前が思い出せない。
今まで10種類くらいの楽器を持ち出していて、その全てに弦が付いていたのに、どういう心境の変化だろう。ってか、あの人本業は何だろう。(ウチの社員か)
福岡はとてもオールマイティな都市のようです。
九州第一の都市だけあって、買い物も遊ぶのも事欠かず、美味いものも多く、ちょっと車を走らせればそれなりの自然があり、独自の文化も持っている。
アタシはこれまで津々浦々旅行してきたと多少の自負がありますが、こんなにも欠点らしい欠点の見付からない場所はそうないと感じます。正にオールマイティ。
しかし、この地に移り住みたいかと言えば、快い返事ができない気がしています。
「田舎の自然をある程度残しつつ、都会の利便さと賑わいを」と高度でワガママな要求をしてきた中で、福岡は最もハイパフォーマンスを提供してくれそうな都市ではあると思います。特に海に関しては、都会とキレイな海は絶対に共存できないというアタシの結論に、こんな形はどうだと待ったを掛けられたような思いさえありました。
沖縄や海外のトップクラスの海と比べると見劣りはしますが、福岡でこれほどの海が見られるとはちょっと想像していませんでしたよ。それに2日前に雨が降っていたことを考慮すると、本気の姿ではなかったのだろうと推測されます。実はダイビングも盛んらしいですね。(アタシはできないけどサーフィンもやれるんだね。沖縄はこれが難しい)
高感度ランキングでもやれば、きっと多くの部門で名が挙がりそうな期待はあります。
でも、上位に食い込むかはちょっと疑問です。総合点ならトップも狙えそうですけど、それぞれが他所に一歩も二歩も譲る気がしてなりません。
通知表なら、殆どが4で悪くても3。でも5がないみたいな。要はこれって絶対的な魅力が見付けられなかったのよね。
一つの魅力に期待し過ぎて、いずれそれが飽きてしまった後のことを考えると、福岡のバランスの良さはまた一つの魅力だとも思いますけど、自分に似合ったバランスの取り方ではない気もします。もう少し田舎よりなら、ね。
アタシが白いご飯と明太子があれば何もいらない人間ならば、いとも容易く転がっただろうに。
福岡と佐賀に行って参りました。
その佐賀で佐賀牛を買ってきたのですが、そいつが今日届きましたので早速食してみました。
ちなみに佐賀牛というのは佐賀で育った牛の総称ではなく、牛肉の高等ランクに位置付けられるエリートのみがその名を名乗ることを許され、それ以外は佐賀産和牛と呼ばれます。
かなり厳しい枠決めで区別されているので、松坂牛などの超有名ブランド牛と比べても最上級肉質の割合が多く、安定した品質の牛肉であることが窺えます。
伊万里市近郊では伊万里牛という呼び名の方が目立つのですけど、こちらは佐賀牛も佐賀産和牛も含まれているので、伊万里牛=佐賀牛とは言えません。けど、どうやら佐賀牛の発祥の地が伊万里のようですね。
アタシが購入したのは、この伊万里牛というヤツです。
ステーキのセットとカルビで並・上・特上を買ったのですが、値段が異様に安くてちょっとビビりました。スーパーならオーストラリア産の見るからに固そうな肉しか買えなそうな値段ですよ。
行く前までは、ステーキか焼肉かで数万は覚悟していたけど、半分以下の値段でどっちも買えてしまった。
値段が値段なので少々不安もありながら、届いた箱を開けて一安心。見た目ではなかなか質は良さそう。
で、カルビを実際に食べてみて、成功を確信致しました。
オーストラリア産クラスの値段の〝並〟でも軟らかく〝上〟は更に軟らかい。しかしやはり〝特上〟は〝上〟並の軟らかさに適度な脂で、完璧に近いと言っても過言ではありません。
値段の割りに、とは言いたくないですけど、コストパフォーマンス良過ぎじゃないですか。
下手に松坂牛や神戸牛を求めるより、ずっと懐に優しい上質の牛肉が食べられるのではと、今回の旅で思い始めました。まだまだ自分の知らない美味いものが、この国にはあるのだなとも。