しばらく見てみた『トライアングル』と『VOICE』。
『トライアングル』はもう何話かの前半何十分を見逃し、話の流れを追うどころか興味を失いつつあり、とても危険です。
やっぱり趣味に合わないのか、しっかり見ようという気が起きません。
小説だったら後半200Pくらいを一気読みするんじゃないかって思える推理小説になったかもしれませんが、ドラマだとうっかり流し見して重要なシーンを何度となく逃してさっぱりついていけない。
見逃す⇒興味が失せる⇒更に見逃す
の悪循環に陥っております。
たぶんドラマのせいじゃなくてアタシが最初っからいい加減に見たせいですよ。
たぶんね。
月九の『VOICE』は割とちゃんと見てるつもり。
ノリがやや古い感はありますが、レギュラー陣の雰囲気は嫌いじゃないです。
しかしあの主人公の推理はどうだろう。辻褄は合うけど憶測の域を出ない妄想と言われても文句の言えない代物だと思えて仕方ありません。推理に根拠が足りないのよ。
探偵役が犯人に詰め寄るようなシーンは今のところありませんけど、仮にあったとしたら、この調子ではあっさり言い逃れされそうで心配です。
謎解き云々より人間ドラマを描きたいんでしょうけど、ストーリーに謎と答えを組み込む以上、推理に手を抜いてはいけないと思うのですが。
でないと、死者の思わぬ真実に涙する遺族が、主人公の妄想を信じ込んだ哀れな人たちに見えてしまいます。
と言いつつ見てしまっているので、あまり文句は言えませんけど、役者はなかなかの好演を見せていると思いますし、脚本(推理)の手抜きさえ改善してくれればもっと好意的に見られるはず。
気合い入れてくれ脚本家。
イオンカードのポイントが変わるらしい。
4月2日の請求分より、現在の1000円=1ポイントから200円=1ポイントになるんだそうです。
勿論、ポイントの価値は変わらず、現在のポイントは後に5倍となります。
これだけ聞けば、やったぜイオンカード!となるところですが、カウント方法まで変わり、これまでは月毎の請求額の合計でカウントしていたものをこれからは1回の会計毎にカウントされるとか言っている。
例えば、月に500円の買い物を15回したとすると、合計額は7500円。
従来の7ポイント、後の35ポイント。切り捨ては500円。
改定後は1回につき2ポイントが15回で、30ポイント。1回の買い物につき100円切り捨てられ、15回で1500円。
全然やってねぇぞイオンカード!
元々イマイチだったポイントが更にイマイチになるではございませんか。ちくしょうめ。
特に残念なのがこの広告、今まで切り捨てられていた分もポイントが付きますよ、お得ですよと謳ってやがる。
これまで月毎に最大でも999円の切り捨てで済んでいたものが(それだってかなり勿体ないと思ってたさ!)今後は無限に散っていくじゃねぇか。
2000万人以上いるらしいイオンカード会員の批難の声が挙がり、月毎のカウント方法になることを願わずにはいられません。
とか何とか言ってると、ほんっとみみっちい人間に成り下がったねぇ、と自分で自分が悲しくなります。
我が国にもセルフレジなる自分でレジを通して会計を済ませるシステムが導入されて久しいですが、今日初めて肌に触れてきました。
正確には50代の叔母とスーパーへ買い物に行き、その叔母がどうしてもやりたいと言い張るので、その様を横で見ていました。
まず始めにお話ししておかなければいけないのは、その叔母、機械という機械が大の苦手で、たぶんテレビの録画も自力じゃ困難なレベルです。
ケイタイも何とか電話ができて、メールは極めて鈍重な操作。PCは仕事に必要なワープロ機能がどうにか使える程度。爺さん婆さんを除いて、アタシの周りで最も機械操作が苦手な人間がこの叔母です。
今回は今晩の夕食や明日の朝食など30点の商品で実施。
そんな叔母ですから、度々つまづき、訳解らなくなり、エラーを出し、終いには店員さん登場。
初回は実に無残な体験になりました。
バーコードを読ませることが意外に苦労することを思い知ります。
まず何処に付いているのか分からない。見付けても、デコボコしたとこに張り付けられたバーコードにはこれまた一苦労。
更にバーコードの付いていない、天ぷらやコロッケなどの惣菜は、タッチパネル式のモニターから「バーコードのない商品」ボタンを押して、写真と商品名が並んだボタンを1つ1つ確認してかなり時間を使います。これがかなり面倒。
袋詰めもレジに通すことに目が行って疎かになり、結局会計後に袋から出して詰め直しの2度手間。
スペースが狭いので、例え操作に慣れたとしても袋詰めはけっこう頭を使わせると思います。重さを頼りにしてるらしいから、1度台に置いたら会計が済むまで動かせない(ように思えた)。
慣れとそれなりの技術と考えが必要で、これなら店員さんのいるレジに並んだ方が遥かにスピーディに会計が済みます。
店・客共にメリットあり、とはとても思えませんでしたが、買う物が10点以下なら素早く、簡単に済みそうです。
しかし、主婦が一家のメニューを揃えれば10点で納まるはずもなく、普及への問題はセルフ式スタンドよりずっと多い気がします。
最初に言った通り、ひどく機械の苦手な人間が初めて触れる機械で、全然ダメでしたと扱き下ろすだけでは十分な実験結果とは言えませんが、だいたい何十点ってスーパーで買い物するのはそれくらいの年代の方なんじゃないかと思いますし、その年代で機械ダメって人は少なくないでしょう。
そんな人が試しにやってみて、散々な体たらくで、これは難しいわと慣れる前に離れて行く流れは想像に難くないです。
大して買う商品の数が多くならないコンビニなんかなら、セルフだけにしてみてもいいんじゃないかと思いますが、スーパーは従来の有人レジと併用が精々じゃないかなと思った初めてのセルフレジでした。
って言うか、あのバーコードを読ませるレジ自体がセルフに向いてないと思うんだけどなぁ。
テレビで見た海外のセルフレジはもっと便利そうに見えたんだけど、なんか違うんでしょうか。