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とある人生の一端
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振り返ると、正月に成田山新勝寺で引いたおみくじの半吉が示すような散々な1年だった気がしてしまいます。

祖父が他界し、サイドミラーが他界し、奥歯が他界し、大嫌いな歯医者通いが始まり、近年稀に見るしつこい風邪に2度もやられ、親戚の飼い犬に新品同様の靴を2足もやられ、腹が立つことも悔しい出来事も多かったし、今は何故か左腕が痛い。
残念なエピソードは幾らでも思い浮かぶのに、嬉しいのはとんと思い出せません。

敢えて言えば、新しい遊びが増えたことくらいでしょうか。
元々そこそこ好きだったカメラをもう1歩か2歩くらい踏み込んで接するようになったことは、それなりに大きなポイントかと思います。

購入する気もないのに、メーカー未発表のカメラやレンズの噂を調べ、妄想して楽しむなんて他では類を見ないことです。
オリンパスのファインダー一体型ミラーレスが出るという噂があるので、そのシリーズで満足できるものが現れたら、現行の『E-PL1』と交代して使って行こうか、或いは、性格が異なる一眼レフを買い増しし、必要に応じて使い分けるという、訪れるかどうか分からない未来を好き勝手に空想しています。

って言うか、つい最近『E-PL1s』出したばっかりなのに、もう後継機の『E-PL2』が近々出るって言ってんな。
『E-PL1s』は約2ヵ月で旧型になっちゃうのか。アタシの所有する『E-PL1』は更に旧型になる訳ですな。
大きな変化はデザインと背面液晶が少し良くなった程度じゃ羨ましくはないし、メーカーが売れる時期に新型を投入したい気持ちも解らないでもないが、あまり気分のいい出し方ではないよね。オリンパスめ。
・・・みたいな小言を1人つぶやくようになってしまったのはマイナスだなぁ。

買い物量も例年比を上回る量だったような。
カメラ関連は勿論のこと、BDレコーダー、携帯電話、高価なイヤホン、電気シェーバー、キャリーバッグ、トートバッグ、いつの間にか壊れたサイドミラーの修理などなど。旅先では陶器やガラス製品もよく買ったな。

1つ1つはそう飛び抜けて馬鹿高い買い物は無かったと信じていますけど、わざわざ調べてみると「あ、これも今年か」なんて気付く物も多くて少なからず驚きました。
ケイタイなんかまだ1年経ってないのね。もう機種変したくなってきてるんだけど、流石にこれは我慢か。

とまぁ、いくら思い出してもあまり喜ばしいエピソードが見付からない1年でございました。
2011年は何割かマシな1年であってほしいと切に願うばかりです。

ではでは、よいお年を~。
 

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岡山から数日後、熊本にも行って参りました。

最大の観光スポットはやはり阿蘇山でしょうか。
正式には阿蘇五岳。今回は火口のみ散策し、あとは眺めるだけに留まりました。

しかし、火口に向かうまでは朝のどんより雲が次第に薄れて日が差していたものですが、恐ろしい速度で雲が再び厚くなり、4段階で火口の危険度(ガスの勢い?)を示したランプがレベル3を点灯させていて、強烈な風が吹く度に涙が出てくる残念具合。

帰りは濃い霧に覆われて、ぐにゃぐにゃの山道にてスリリングなドライブに。
まぁ、これはこれで楽しかったから結果オーライか。


熊本城は噂に違わず立派な城ですねぇ。
最も有名な縁ある人物は加藤清正でしょう。豊臣秀吉の忠臣です。
西南戦争で西郷隆盛が熊本城攻略に失敗した際、官軍ではなく加藤清正に負けたのだと言ったとか何とか。

日本三名城に数えるのも納得の風貌です。閉館2時間前に行ったことを後悔したほど、もっとじっくり見たかった。
天守閣だけが城じゃねぇんだぞと、教えてくれる城ですね。石垣がすげぇ。


も1つ、カドリードミニオン。
ここはテレビでお馴染みのチンパンジーのパンくんがいます。

元はクマ牧場だったらしく、1番多いのはクマ。その他、犬、猫、猿、ダチョウ、エミュー、ヤギなどなど。
動物によってはエサやりが可能で、特に家族連れには楽しいところかもしれません。

帰宅後に見た口コミでは、人が多くて困った、という人もいるのですが、アタシが行った時はむしろガラガラで不安になったくらいでして、しばらく歩いた先に数組の客が集まっているエリアを見付けた時は助けられた思いでした。
人混みはイヤだけど、少な過ぎるのも心細くなるもんですねぇ。寒かったから余計に寂しく感じてしまいましたよ。


それにしても、今回利用したホテルは最悪の極みでしたね。
トータルで考えても、国内外含めて過去ワースト3入りは確実です。

クレームをくどくど書いても仕方ないので詳細は省きますが、当たり前の仕事も満足にできない上に、応用も利かない全然ダメなホテルのおかげで、一部不愉快な熊本滞在となってしまいました。
「ダメな熊本のホテル」から「ダメな熊本」に変換し掛けたものです。

やっぱホテル選びは安易に決めたらダメね。ここんところ、あんまり熱心に事前のホテルリサーチしてなかったからなぁ。
宿泊先の失敗が旅全体の印象に関わることを改めて実感させられた熊本でした。
 


岡山県入りしてきました。
倉敷と備前がほとんどでしたが。

行く前はもうそろそろ国内で楽しそうなところは行き尽くしたろうと、毎回行き先の選択に悩むのですけど、まあ行ってみれば杞憂に終わりますね。
取り敢えず、初めて行くか、以前行った記憶が薄ければ、数日は濃密に楽しめます。

今回は倉敷の大原美術館で名画を見て、備前で陶器と刀剣を見て芸術三昧。
大原美術館はルノワールやらモネやらゴーギャンやらロダンやらピカソやら、この分野に疎いアタシでも知っているような芸術家たちの作品が目白押し。

なのですが、その9割はアタシの美感では理解できない域のものばかり。
代表的な訳分からん絵を描く画家にピカソが挙げられるかと思うのですけど、ピカソなんかまだ初心者向け、初級ですね。
中級・上級になると子供でも描けるんじゃないかと錯覚してくるし、最上級になるとゾウが鼻で描けそうとか思えてきます。

塗装用のローラーで描いたんじゃないかと思えるような絵は、ある意味衝撃的だったな。
好意的な意味で衝撃的だったのは、絵もタイトルも長ーいヤツ。これはじっくり見ちゃったさ。作者もタイトルも忘れちゃったけどね。

備前焼は超渋くて、あんまりアタシ好みじゃないかもと控え目に構えていたのですけど、実物見てみたら欲しくなっちゃって、あんまり使わなそうな酒器なんかに手が伸びちゃいました。
1つ1つがいい値段するし、必要なものは揃ってきたし、置き場所も危なくなってきたしで、抑えるべきだったのに、ねぇ。

抑え切ったのは刀剣。備前と言えば刀剣を世にばんばん生み出してきたところとして有名です。
是非1振りお譲り頂きたい。

でーもー、たーかいー。
高いです。どんなに安いものでも、とても旅の記念なんて理由で買える値段ではありません。

購入は諦めて、備前長船刀剣博物館で眺めるだけにとどめることにしました。
う…美しい。長い刀、短い刀、太い刀、細い刀、反りが深い刀、浅い刀、全然反ってない刀、切っ先が両刃になっている刀。色々です。

こちらは実際に刀を作っていて、その工程を見学することもできます。
が、今回は残念ながら、あまり派手なシーンもなく、時間も迫っていたので、軽く一回りしておいとまさせて頂きました。
真っ赤な刀をガンガン打ってるとこや、刃をシュコシュコ研いでるとこ見たかったなー。

土産は迷った末、海の方まで行って市場で牡蠣買ってきました。
広島、宮城に続く生産量だそうです。岡山牡蠣。

ウチと親戚宅と2家族分買ってきたんですけど、先んじて親戚宅で焼き牡蠣を1~2個試食するつもりが、美味過ぎてがっつり1食分いってしまいましたよ。
昼間から暗くなるまで食い続けて、その日の夕食は断念したほどです。試食が夕食ですね。

異論はあるでしょうが、多くの貝類は焼いて食うのが1番美味いと思っています。
って言うか、牡蠣は焼いたもの以外あんまり好きじゃないのよアタシ。それをウチの連中は一部を生で、残る多くの牡蠣をフライにしやがって、アタシを大いに落胆させてくれました。

生は兎も角、フライの前にまず焼いて食うだろう。
焼き牡蠣に食い飽きたら、余ったのをフライだよ。順番が間違っている。こんな屈辱を自分の土産で味わったのは初めてだ。
前日に親戚宅でイヤと言うほど焼いて食ってなかったら暴れてたところだぞ。

こんな連中に鮮度のいい食材を提供するのが阿呆らしくなってくるな。
超ローテンションで、大して好きじゃないカキフライを無理矢理口に入れるのでした。

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