ケイタイに登録されていない番号からの電話に困ってます。
大概は勧誘や最終的に「買って下さい」に繋がる迷惑でしかない内容なのですけど、メールアドレスを知らない者も少なからずいるので、番号が替わったら伝える手段は直接会うか電話しかない。
そんな者からの電話かも、と思うと着信履歴に残ってたものにまで掛け直す徹底さこそないものの、目の前で鳴っている電話はうっかり取ってしまいます。
残念ながら、アタリは履歴でしか気付かなかった電話の方で、相手も伝わるまでしつこく掛け直す努力はしなかったのでしょう。ここ何年かはハズレばかりです。
あまりにも散々な戦歴でしたので、知らない番号=知らない人⇒迷惑な内容、という図式が成り立ってしまいました。
興味のない話を延々と聞かされるのも癪なので、何かと理由を付けて早々に切っていたのですが、この頃それさえも面倒になり、相手が名乗った途端に配慮のない声と「結構です」で応対しています。
そんな中、知らない番号から知ってる仕事関係の電話が掛かってきたら。
更にそれがまだ知り合って間もない相手だったら。
あまつさえ迂闊にも相手が誰か確かめる前に喧嘩腰になってたりしたら。
笑って誤魔化す以外、何ができようものか。
イオンカードを手に入れてから2週間。ほとんど現金での支払いをしなくなりました。せいぜい自販機と、一日早く某雑誌が買える小さく古びた「クレジット」なんて言葉が縁遠いお店で240円使ったくらい。革命が起きました。
財布に小銭がジャラジャラし過ぎているのがイヤで、過不足のない分だけ残して、あとは小銭貯金に回していたのですけど、カード導入以降そのシステムが死んでしまったので、先日貯まっていた分を銀行へ持って行った次第です。
ちなみに、約1年で¥4万ちょっと貯まってましたよ。
イオンカードは特殊な機能(WAONやJMB)が付いていないノーマルカードに限り、条件を満たすとイオンゴールドカードに昇格する制度がありまして、只今その条件を満たすべく奮闘中です。
その条件は公表されていないので巷の噂に頼る他ないのですが、アタシが見聞きした範囲で信じても良さそうな内容は、1年で100万円突破。或いは、1年で利用件数120件&80万円突破。です。
大してハードルは高くありませんが、アタシは金を使うことが苦痛で仕方のない人間。
試しに過去1年の使用額を大雑把に計算してみたところ、案の定いずれの条件にも届いていませんでした。
これは苦戦を強いられると判断したアタシは、2人の叔母に、一緒に買い物に行く時は常に立て替えさせてほしいと協力を仰ぐことに。
するとガンガン使用量が増え、この調子で使ってくれたら3~4ヵ月で達成できてしまう計算になってしまいました。
酷く残念なのは、カードの限度額が低過ぎて、その全ての支払いでカードを使うのは無理がある点です。まったくナメられたもんだぜ。
限度額を増やすにはそれなりの実績を上げて、信用度を上げる他ないらしいので、しばらくは今の限度額いっぱいまで使っていくのみ。
こんな無念があっていいのか。
普段以上の出費が見込まれる年末年始という時期に加え、旅行も車検も控えている。今こそ成果を上げる絶好のチャンスだというのに。
こんな屈辱があっていいのか。
しかし、イオンゴールド自体はそれほど威力のあるゴールドカードとは言えないので、手にした途端に興味も失いそうな危惧があります。
少しでもイオンカードに心を繋ぎ止めるのに、あんまりあっさりと到達するのも上手くない。とは思うので、じっくりと詰めたらいいかなと自分を慰めながら、イオンゴールドを手にする日を楽しみに待っていようと思うことにします。
くそう。せめてあと半年早くイオンカードを作っていれば・・・!
前回のガリレオシリーズ3冊を読み終えました。
『容疑者Xの献身』はすごいぞ。今まで最も早く読み進めた一冊かもしれません。
読む前にちょっとした情報を目にしてしまいまして、それがヒントとなり、トリックに薄々感付いちゃったのが残念と言えば残念だったかな。
このちょっとした情報というのが、言わば推理小説の反則技のようなもので、本作に与えられた数々の賞に異議を唱えられたそうです。結局は問題なしと結論付けられたようですけど。
劇場版も基本的なストーリーは原作に沿い、アタシがドラマで気に入らなかった湯川の数式推理もないそうなので、これは映画も期待できそう。
けど、堤真一は原作の石神のイメージからは程遠いよ。あくまでも見た目の話だけど、もっとどうしようもない不細工を選ぶべきだった。役者としては全く不足のない方なので、上手いこと演じておられるとは察しますが。
取り敢えず本作は、前2作のどちらか1冊でも読むか、ドラマの大半を見てからお読みになることを勧めずにはいられません。
アタシが知る中で、五指に入りそうな推理小説でした。
本屋の小説コーナーに行けばイヤでも目にするこの名前は、全く小説に関わりのない方でも聞いたことくらいはあるでしょう。
『ガリレオ』『流星の絆』『白夜行』『レイクサイド マーダーケース』。ここ数年で映像化されたこれらの作品の原作者であります。
昨年の今くらいの時期に月九で放送されていた『ガリレオ』がけっこう好き。とは既に言ってたと思いますが、その原作となった『探偵ガリレオ』『予知夢』『容疑者Xの献身』が立ち寄った本屋にまとめて平積みされていたのを見付けて、それら3冊全てをレジに持って行ってしまいました。そんな運びです。
映画化された『容疑者Xの献身』以外の他2冊は短編集で、1つ1つの話はダラダラ読み進めても数十分で終える長さのお話です。
とは言っても、現時点ではシリーズ第一弾に当たる『探偵ガリレオ』しか読んでないんですが、あらすじや目次を見る限りそうみたい。
事件に使われたトリックを除き、登場人物の設定やストーリーはドラマとはだいぶ異なります。
解り易い違いは、ドラマでは主人公・湯川の相棒&刑事役は柴咲コウ、じゃなくて内海薫でしたが、原作は草薙俊平という男が務めています。ちなみにドラマでも草薙は登場し、湯川のお陰で本庁に栄転して、内海に湯川を紹介したという設定でした。
原作執筆時はちょっと昔らしく「助教授」や「ポケベル」なんてワードもありますね。
湯川の性格もやや原作とドラマでは相違が見られます。
ドラマでは不可解なトリックにのみ執着し、事件そのものにも加害者にも被害者にもさほど興味を示していない風でしたが、原作ではもう少し突っ込んで、厄介事を持ち込む相棒にもドラマ版湯川に比べるとずっと協力的な印象があります。
この違いは好き好きって気がするなぁ。ドラマが必ずしも改悪とは思いません。相棒が男か女かという違いが大きいかな。
それより、男女の愛情か、男同士の友情かって言えば、好き嫌いはもっとはっきりするかも。
ドラマ版湯川の所構わず長々とした数式を書きまくる場面などは、如何にも変人科学者を演出した感があり過ぎて、あまり好きじゃなかったけど、やっぱり原作にはありませんでした。研究室の愉快な研究員たちもドラマのオリジナルの模様。
相棒を女への変更を含めて、これらは月九ドラマらしくしたようですね。
先にドラマを見てしまったので、先入観からドラマの肩を持たざるを得ないのは情けないですが、ただ1点、原作・ドラマ共に最初の話に持ってきた『燃える』という話の中で、原作では「ちょっと脅かすつもりがまさか殺しちゃうなんて…」で終わっていますが、ドラマでは同じように主張する被疑者に対して、何度も何度も失敗しながら実験・検証を重ね、自分の推理が正しいことを証明すると同時に、犯人もこのやり方を選んだ以上、同じだけ失敗を繰り返して練習し、実行に移したはずであると、たまたま偶然運の悪いことに殺してしまった可能性が極めて低いことを推察するシーンは、ちょっと原作でも欲しかったなと思うくらい印象深いです。
この部分だけは自信を持って原作を上回ったかな、と言える改善だと個人的には思います。
まぁ先入観を差し引いても、最終話以外はよくできた内容だったと思うので、ドラマはドラマとして成功したと言えるんじゃないでしょうか。
事件ものってだけで評価が甘くなることは否定しませんけど。
あまり人のことどうこう言えるとは決して思っていませんが、東野さんは「~違いない」という言い回しがやたら多いのが気になるなぁ。
他の本ではそうでもないことを願いたいけど、この出現率からして東野さんの癖みたいなものと思える。