日光です。
修学旅行の定番だからか、何となく在り来たり過ぎて、うっかり避けて通ってしまいがちですが、いざ行ってみると日帰りで終えてしまうのは惜しいほど見所盛り沢山。
時間も限られているので、行く場所を厳選して1つ1つをじっくりゆっくりのんびり過ごす作戦を選びました。
取り敢えず、ここは行っておかないと、日光に来た甲斐がないかな、と東照宮へ。
建造物はどれもこれも派手ですね。
そんな中で三猿や眠り猫はアイドル的な存在ですが、住んでいるところは意外と地味です。
うっかり見過ごすところだった三猿。
と見せ掛けて、その横の親子猿。
三猿よりは優遇されているように見える眠り猫だけど、小さくて案内が無ければこれも見逃しそう。
裏の雀は逆光で上手く撮れなかったぜ。
それらよりもっと気になる狛犬(?)。
どういうコンセプトかは分からないけど、尻がかゆそうにしか見えない。
でも、どんな建造物やアイテムよりも太く高い木々に見惚れました。
それを伝えられる写真を撮り忘れるくらい、ファインダーを通してでなく、肉眼で見たくなった。(と言い訳してみる)
次いで、こちらも見逃せない華厳の滝。
海・川・滝など動く水が好きなアタシにはたまらない。
エレベーターで降りたら、目の前には滝と山しかありませんけど、ここは1~2時間ひたすらシャッター押してました。
そんだけ滝の前でウロチョロしていたからか、4~5回カメラを渡されて撮って下さいと頼まれてしまう。1度にこんなにオファーがあったのは初めてです。ちなみに、全部一眼レフ。
その後、中禅寺湖をウロウロ、土産屋をウロウロして、昼食に以前頂いて以来、ホテルのカレーに注目することになったライスカレー、夕食もまた2年前に食して感銘を受けたステーキを選択し、充実した1日を過ごして帰宅致しました。
満足度は高かったけど、日帰りだろうが、泊まりだろうが、帰りはしんどいですな。
何処かに「ネコの島」と異名を取る島がありましたが、千葉県にあります鋸山はもう少しで「ネコの山」と呼べそう。
「ネコの島」ほどじゃないと思いますけど、ここの山頂にネコがいっぱいです。
山の何処に行ってもネコに出会えれば、もっと声高らかに「ネコの山」と呼びたいのですが、残念ながら山頂のみに集中している模様。でも、いっぱいです。
ロープウェイであっという間に山頂に行けますので、ネコと山が好きで、近くを通ることがあればおススメできます。
標高329mとかわいい高さの山ながら、山頂からの景色は329m以上の絶景。(生憎の曇天だったけど、晴れてたらもっと良かったはず)
だけど、展望台以外にも色々と見所があることだし、折角なので少しくらい見て回りたい。
という希望を叶える為には、山の各所にある駐車場や、山頂に設置してある関所で、600円也を支払います。ちょっと高いよね。
一応、日本寺の拝観料という位置付けなのだけど、山全体が寺という解釈なのか、山の何処から入ろうとも、この料金が発生するのです。
ロープウェイを利用すると、運賃+拝観料で、ちょっとした立ち寄りスポットとするには看過し難い出費になり、2~3ヶ所だけ見て帰る、という選択はとても勿体無い気にさせられます。
しかし、見所は山頂、中腹、ふもとと至る所にあるので、全部見て回ろうとすると、それは即ち登山道を一周することになる。もう立派なハイキングです。
ちょっと寄って行くつもりが、ロープウェイの往復運賃+拝観料で想像以上の金銭的打撃を受け、1ヶ所でも多く回ろうと無駄にがんばってしまい、後半は汗だぐ、脚ガタガタ。
結局、中腹にあるデカイ大仏を見たところで時間も精根も尽き果て、山頂のロープウェイ乗り場へ戻るという、よく分からないコースを歩いてきました。
最初から山登りするつもりで入れば、見るもの豊富で楽しいかもしれませんけど、そんな覚悟もなく、迂闊に支払額の元を取ろうなんて考えると痛い目に遭います。
しかし、追徴金600円はどうだろう。ロープウェイ利用者は込み価格で、拝観料免除とはいかないものか。
とは言え、山頂の満足度は高く、回るエリアもほどほどに留めておけば、終始楽しくいられることでしょう。600円に翻弄されたなぁ。
あとで調べてみたら、ふもとの方がお寺っぽい雰囲気で、山頂の景色と合わせて必見だった気がする。
念願の『M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6』が仲間入り。
35mm判換算で28mmの広角から、300mmまでの望遠をカバーする10.7倍の高倍率レンズで、これ1本で(アタシが必要とする)大概のシーンに対応できます。
旅行ではこのレンズと、暗いとこに強くてほとんど荷物にならない『LUMIX G 20mm/F1.7』の2本体制で臨むのだ。
と言っても、カメラに興味無い方は何を言っているのかさっぱりでしょう。
多くのコンデジの広角は28mmから始まっていたと思いますので、まんま10.7倍ズームできるコンデジで写せる範囲を想像してみて下さい。
景色も広々と撮れるし、遠くの被写体もそこそこ大きく写せますね。とても便利なカメラと言えるかと思います。
この『14-150mm F4.0-5.6』は、そのような使い勝手のいいレンズなのですよ。
『LUMIX G 20mm/F1.7』の方も追加購入したレンズでして、こちらは全くズームできない代わりに、F1.7(このF値という数値が小さいほど有利になる)というとても明るく、ボケを出し易いレンズで、室内などの暗い場所でも活躍が期待できます。
おまけに、パンケーキレンズと呼ばれる薄型設計なので、バッグのちょっとした隙間にもスルっと入ってしまうお気楽レンズです。
こういう得意分野の異なるレンズを撮影シーンによって使い分けられるのも一眼の魅力の1つ。
同じカメラ(ボディ)でも、レンズを交換するだけで、全く別のカメラになると言っても言い過ぎにはならないでしょう。
しかし、今となっては、ボディと一緒に付いてきた『14-42mm F3.5-5.6 L』と『40-150mm F4.0-5.6』の立場が無い。
ですが、1本でこの2本分の焦点距離をカバーしてしまう上、高倍率ズームレンズとしては、とても軽量コンパクトなこのレンズは非常に魅力的でした。
大きく重いことがイヤで、一眼レフを敬遠し続けていたアタシにとって、これ以上のメリットはありません。
ミラーレスで、ボディ側に手ぶれ補正を搭載しているオリンパスの強味でしょうね。
まぁ、流石にこれを付けてしまうとそれなりに重いし、前面にビョーンと飛び出すのでかさ張りますが、一眼レフは勿論、他のミラーレス一眼では実現不可能な域に達しています。
旅行の移動用に使う予定でいるショルダーバッグにそう無理なく入ってくれたので、良しとしよう。
静かで素早いAFに感動しました。
これなら動画も気軽に撮れそう。うーん、まぁ、動画を撮ることは滅多に無いだろうけど。
決して安いとは思えませんけど『PEN Lite』は『14-150mm F4.0-5.6』を取り付けることで、利便性が飛躍的に向上します。
今のところ、不満は色が(ボディに合いそうな)シルバーなら良かったのに、ということくらい。(後で新色追加、とかなったらぶっ飛ばすぞ♪)
まぁしかし『PEN Lite』を導入してから、数万クラスの買い物が続きます。
ちょっと(いや、かなり)勿体無い買い方をしているし、いい加減この辺りでやめておかないとなぁ。(って言うかやめます)
重くてかさ張るカメラなんて邪魔なだけ。そこそこの写真が撮れるコンデジで十分。
と言い張っていた頃が懐かしい。
『14-150mm F4.0-5.6』の150mm(35mm換算 300mm)で撮った写真です。
不必要に近付かなくても撮れてしまうこともそうだけど、全然ブレないで撮れたことが嬉しい。
『PEN Lite』の手ぶれ補正はなかなか優秀なのかも。
やはり、被写体が動物の時は換算300mmは欲しい。
動物園や水族館などは檻や柵などの囲いがあるので当然だけど、そうでなくても人間から不用意に動物へ近付くことは避けたいので、こういった偶然出会えたネコさんにも効果的。
と言いつつ、相当人間慣れしているのか、この方はかなり近付いてお撮りしてもまるで動じておられなかった。