近頃、徐々にではありますがガソリン価格が下がってきましたね。
とは言え、まだまだ安いとは言えない値段。旅行好きな両親も、最近ようやく世の中に浸透し始めた燃油サーチャージが馬鹿高くて、結婚記念日で行く旅行の行き先をニュージーランドから北海道に格下げする処置を取ったり、厄介この上ない世の中です。(アタシなど到底行ける値段じゃない)
そこでふと沖縄でレンタカーを使う予定でいることを思い出し「沖縄ってガソリンいくらじゃ?」とちょこちょこ探ってみました。
レギュラーの全国平均価格163.4円。沖縄平均価格157.9円。(勿論今この時の価格)
あれれ。想像を裏切る安さ。
一時、離島は200円超えなんて痛々しいニュースもテレビで見聞きしておりましたので、相応の覚悟はしてたつもりなんですが、なんだこの安さ。
全国的にもガソリンが安いらしい我が千葉県でさえ、平均価格は161円です。家の近所もまぁ似たような価格。
どうも沖縄は税率の設定が他都道府県より甘いらしく、この価格はその結果のようですね。離島はそれでも輸送費が重なって、結局本土より高くなっちゃうみたいだけど。
なんでそうなのか、詳しく調べると沖縄の歴史を掘り下げて考えねばならないようで、復帰特別措置法やら屋良朝苗やらが出てきて、ちょっと理解までに時間が掛かりそうです。
まぁ兎に角、安いに越したことはない。
全国的に見ると、千葉・茨木の都市部はトップクラスの安さなんだね。
東京もなかなか高いイメージがあったけど、関東はかなり優秀で、四国・九州は遥かに厳しい印象です。
う~ん。けっこうおもしろいな。
response.jp/e-nenpi/map/
1年くらい前にできたBIGHOPというショッピングモールにちょろっと行って参りました。
この一帯はジャスコ・イオンができたことを皮切りに(だったと思う)大きなマンションやらショッピングモールやら全国規模のチェーン店らがこぞって名乗りを上げるようになり、ここ5年くらいで一気に活性化した田舎町です。
10年くらい前は完璧と言い切れるくらい何にもなくて、確かコスモス畑が何処かにあって、今は亡き愛犬を連れて行っては逃亡され、犬と人間の真剣な鬼ごっこが繰り広げられたと記憶してますが、それも消えたのか、そもそもアタシの勘違いか、どの辺りがそれだったのかも分からない変わりようです。
このショッピングモールもその勢いに乗ろうという魂胆があったのでしょう。眺めと言えばうっすらと筑波山が望める程度の景色であると想像されるのに観覧車まで携え、一見してかなり大きな施設であることも、その気合いも伺えます。
ですが1年経った今、その思惑が当たったとはちょっと言えない状況下にあるようです。
オープンした当初こそ、人も車も引っ切り無しに現れては、長い時間待った割りに何もできずに帰路につく羽目になる繁盛ぶりだったわけですが、まぁそれは何処でもあり得る話です。その時はメシを食うことすらままならなかったので、落ち着いた頃に改めて視察を試みました。
その姿は寂しいの一言。広過ぎる敷地が仇になったか、人がやけに疎らに見えます。
今となっては既に閉店を宣言するお店もあれば、未だに空きテナントスペースも少なくありません。
オープン前には「coming soon」だったレストランの姿が今尚全く見当たらず、オープン後の客の入り具合を見て出店を取り止めたのか、別の事情があったのか判りませんが、メシを食うにもイオンでもあるようなフードコートと小さなカフェが数店舗あるだけってのは、敷地の規模と全然釣り合ってないように見えます。
ゲームセンターやカラオケ、ボウリング場など遊べるところもあり、買い物にはそれなりの(中にはかなりマニアックな)お店も揃っているので、全く話にならないとまで言いませんけど、経営者サイドとしては当初想定していた客足には程遠い結果になっちゃったんじゃないかと察せられます。かなり暇そうなスタッフのいるお店もあるみたいです。
アタシとしてはちょくちょく行く地帯なので、こき下ろしたいという気持ちより、もっとがんばってほしいという気持ちの方が遥かに強いのですが、それを期待できるような要素が見えてこないのが正直なところ。
施設の中心部こそ休日には家族連れなどの人の足が見られるものの、ちょっと離れると「あれ!ここまだ敷地内だよね?」と咄嗟に訊きたくなるようなな~んにもない寂しいスペースもあり、哀愁を誘います。
勝手な印象ですけど、どうも大きな建物の中にお店や遊ぶところがいっぱいあるというではなく、商店街のように屋根のない敷地にテナントが立ち並び、行き来するのに一旦外に出なければならない構造というのは、今の時代あまり流行らないんじゃないかって気がしますね。天気に左右され易いですし、夏は暑いし冬は寒い施設はよっぽどの強味がなければ生き残れないんじゃないかしら。
それ以前に、まだまだ田舎の部類に入るこの地では、ここの施設は大き過ぎたのでしょう。欲張らず、密度の低いスペースを捨てて、3分の1くらいにしたらそんなにスカスカにも見えなかっただろうに。
近所のイオンやジョイフルはかなり健闘しているのだから、やり方次第で集客はまだまだ望めると思いますけど、現状を覆すには相応の改革が求められます。
しかし何もしなければ、そう遠くない内にクローズの言葉も見えてくるのは疑いようもなく、かと言ってこのまま細く長く続けられてもほしくないので、これ以下にならない努力ではなくて、少しずつでも改善に向かってもらいたいと好き勝手に思った今回の来訪でした。
デジカメを買いました。RICOH R10です。
ようやく見慣れてきましたけど、デザインは一言で言えば地味。デザインセンスが昭和で止ってるんじゃないかとさえ思います。正面だけなら、10年以上前に家にあったフィルムカメラにとても似てるような気もする。
うっかり色だけは統一したいと思いブラックを選んでしまったから、よりそのフィルムカメラがイメージされます。
そんな第一印象でしたので、ネットで「リコーは相変わらずかっこいい」などという信じ難い発言が度々見受けられたことには、多少なりともショックを受けました。
カメラ好き(アタシに言わせればマニアかオタク)には先進的なデザインに見えるのか、フィルム時代から沿うデザイン路線を盲目的に美化し過ぎているのか、はたまたアタシの美的センスがゴミなのか解らなくなります。
デザインは兎も角として、機能面ではアタシが欲するほとんど全てが詰め込まれていると言えそうで「一眼レフはデカイし重い」「写メじゃ面白味がないし物足りない」の間で程よいバランスを取ってくれているデジカメじゃないかと期待しています。
高倍率ズームを備えるコンパクトタイプでは、これが1番よく見えました。電子水準器って案外重宝しない?
欲を言えばもっとコンパクトにしてほしかったな。携帯性のみを重視して3~4年くらい前に買った先代デジカメと比べるとだいぶ大きくも重くもなりました。
まぁ、こういうのは何処かしら妥協せねば買い物できませんので、しばらくはR10と共に生きていきます。