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とある人生の一端
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年末年始ってこれと言って何も成し遂げていないのに、めでたい気分になれるからお得です。
そんな油断から食べ過ぎ飲み過ぎ危険でもあります。

今のところ、そうでもない(つもり)ですが、明けて以降が心配です。

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乾燥対策に加湿機を稼働開始。ちょっと遅かったかもしれない。もう手荒れは40%は進んでいます。
尤も、加湿器の力で毎年悩まされている脱皮が軽減されている気は全然しないのですが。

そんな諦めムードの中、近頃の飲食店の異変に愁いを感じています。
とあるステーキ屋では目玉であったはずの、その店で1番高かったステーキが姿を消し、安っぽい焼肉みたいなステーキに替わってしまった。
とある回転寿司屋では一律130円にした代わりに、ネタを小型に替え、高価なメニューはランクを落として無理矢理値段に似合う貧相な姿に変えられてしまった。

1番高いステーキと言っても他のメニューに比べたらの話で、オージービーフながらまずまずの肉を出してくれてたのに。
寿司屋のウニはこの世で最も嫌いな軍艦巻きスタイルであるキュウリで嵩増しした姑息な手段で価格に見合わせ、どこぞの100円寿司レベルに下げられた。ネタの質は元々そう高い店ではなかったけど、このみすぼらしい変革で二度と行くまいと誓う。(同行者の評判もすこぶる悪かった)

特にお世話になっていた2軒を例に挙げましたが、他でも量を減らしたり、質を下げたり、半食べ放題スタイルに替えたりして、兎にも角にも価格を下げようと躍起になっているお店が目立ちます。アタシは悲しいです。

替えたということは、従来のメニューでは戦えないと判断したのでしょう。何もするなとは言いません。ですが、安くすればいいってもんじゃないでしょうが。もうガッカリです。
そんな稚拙なアイデアしか出てこなかったのでしょうか。美味いと言わせてやろうという気はないのでしょうか。もうガッカリです。


ガッカリばかりじゃあれなので、昨日のM-1の話でも。
最近では一昨年の敗者復活枠から勝ち上がり、名前呼ばれちゃったんでちょっと遊びに来ましたよ、と言わんばかりに、ひょうひょうと現れては同じ人間のものとは思えないほどしっかりとしたネタを披露して、あっさりと優勝をかっさらったサンドウィッチマンが思い出されるのですが、それまで全く存じ上げませんでしたから「なんだこいつらはぁーっ!!!?」ってな衝撃が凄まじかったですよ。

ネタ自体は古典的と言うか、何処かで見たようなシーンのつなぎ合わせで新鮮味には欠けましたが、その分あぁこの人たち上手いな、というのがよく解る内容で、審査員も言ってましたけど1度は敗者になったとはとても思えません。
その後の活躍は翌年の準優勝者ほどではありませんが、度々テレビでも見掛けるようになり、結婚したよという情報がヤフーニュースに載るくらいには知名度が上がって何よりです。

そんな今年のM-1優勝はパンクブーブー。これまた存じ上げませんでしたよ。
これまでの出演は少なくないようなので、知る人ぞ知る実力者なのでしょう。笑いどころできっちり笑わせてくる安定感のあるネタでした。
何より印象的だったのは母親がえらく評価していたのですよ。

近年、若手芸人が入れ替わり立ち替わり部分的なブームを巻き起こしては使い捨てられていく中で(ベテランをMCに付けてなんとかやってるネタ見せ番組もあるけど、どうかなぁって思うよね)共通しているのは一部の若年層にしか支持されていないことだと思うのですが、アタシの母親の世代でも理解されるネタを見せてくれる若手の出現にはついつい期待してしまいます。

M-1で優勝してトークもいけるのはチュートリアルまでだったかな、という気がしてしまう近頃のM-1ですけど、一種のオーディション番組の位置付けだと思うので、ここでの優勝が最盛期にならずに、踏み台にして飛び立ってくれたらなと願わずにはいられません。
そして、他のただふざけているだけのようにしか見えない芸をする若手に、これが芸だと見せつけてほしい。


サバンナの哺乳類がテーマの写真集を探してたら、欲しいと思う本がなかなか見付からなくて、何故かその過程で見付けた動物の図鑑を買ってしまう。
図鑑なんて手に入れたの小学生以来だよ。

哺乳類・鳥類・両生類・爬虫類・魚類・無脊椎動物となんでも揃っているワガママな1冊です。
流石にマニアック過ぎるものはいないし、あれ?あいつ載ってないんだ、っていうのもあるが、1冊でこのボリュームは恐れ入る。

あまりにも多くの分野に手を出し過ぎて、1つ1つの情報量は控え目だけど、オールカラーで多くはイラストじゃなくて写真で紹介されているのが嬉しい。
ペラペラと読むともなしにページをめくっているだけでも楽しいです。

ドブネズミって通称だと思ってたけど、ここでは正式な和名になってるよ。ちゃんとした名前だったんだ。
などと勉強になります。

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難点はサイズと重さと価格。アタシがこれまで買った本の中で、最も大きく重く高い1冊に違いない。立ち読みするのも辛かった。
角っこを脳天に向けて振り下ろせば立派な凶器になりそう。

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